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  6. TOKYO空き家活用魅力発信プロジェクトを開始
報道発表資料
住宅政策本部

「TOKYO空き家活用魅力発信プロジェクト」が始まります

ロゴ画像

東京都には約90万戸の空き家があり、その多くは不動産市場で流通している一方、長期間利用されていない空き家もあります。こうした空き家は、アイデア次第で魅力的な地域資源に生まれ変わる可能性を秘めており、その活用を進めることは東京の活性化に繋がります。
とりわけ、西多摩・島しょ地域では、活用されていない空き家が多く、そうした空き家を移住・定住用住宅として活用することは地域の課題解決に繋がることから、都は、この度「TOKYO空き家活用魅力発信プロジェクト」を実施しますので、お知らせします。

1 TOKYO空き家活用魅力発信プロジェクト

(1)事業概要

空き家の地域資源としてのポテンシャルを引き出すため、都内大学が持つ知見や都職員の技術力を活用し空き家のリノベーションのデザイン案を作成し、西多摩・島しょ地域の自治体と連携して移住・定住用住宅に改修するとともに、一連の過程(ビフォー・アフター)を動画で公開し、空き家活用の魅力を発信

(2)対象物件

奥多摩町及び新島村が所有する空き家(3物件)

奥多摩町

写真1

写真2

新島村式根島

写真3

(3)参加者(予定)

都内4大学(国士舘大学、東京大学、東京都立大学、法政大学)や若手・中堅の都技術職員が参加

(4) 事業スキーム

  計画案作成 大学の研究室や都の技術職員が設計のベースとなるデザイン案を作成
令和7年夏頃 選定 都と物件を所有する町村で協議の上、デザインを選定
  設計・施工 選定したデザインを基に都が設計・施工
令和7年度末 完成 物件を所有する町村に引き渡し
令和8年度~ 活用 町村の移住・定住用住宅として活用

(5)動画による発信

プロジェクトでは、デザインの作成からリノベーションの完成までの過程をプロジェクトの進捗に合わせて動画等で発信し、空き家活用のムーブメントを創出

画像

本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略17【まちづくり・住まい】生活の基盤となる住まいの確保
戦略25【多摩・島しょ】移住・定住の促進と良質な住宅の充実

記事ID:000-001-20250411-041265