- 報道発表資料
「東京芸術文化鑑賞サポート助成」 を拡大し、募集スタート 誰もが芸術文化に触れることができる社会へ
東京都及び公益財団法人東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京は、誰もが芸術文化に触れることができる共生社会の実現を目指しています。今秋開催される世界陸上・デフリンピックを契機に、鑑賞サポートの一層の普及を図るため、今年度は「2025機運醸成枠」を新設するなど助成を拡充し、展覧会や公演等における民間団体等の鑑賞サポートの取組をさらに後押しします。
1.助成内容について
芸術文化事業を実施する民間団体等によるアクセシビリティ向上の取組に対し、手話通訳や各種鑑賞支援機器の導入に係る経費など、対象経費を上限の範囲内で全額助成します(詳細下表参照)。
事業が採択された場合、「アクセシビリティ向上」の機運醸成に向け広く都内で展開するキャンペーン※にご協力いただきます。
2.「2025新設枠」について(新設)
両大会を中心とした期間内に開催される、集客規模が大きい等、波及効果が大きい事業を対象に、新たに上限額を300万円とした助成枠を創設します。
令和6年度から継続 | 2025新設枠 | |
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対象経費 | 鑑賞サポートの取組にかかる経費 (手話通訳、ポータブル字幕機、音声ガイド、点字・サイン、事前舞台説明会、手話通訳者やガイドヘルパー等同伴者がともに鑑賞・参加するための経費 等) | |
対象団体 | 芸術団体、民間団体、実行委員会、劇場・ホール等で、対象期間中に東京都内で展覧会、 公演等の事業を実施するもの | 左記に加え以下2点の要件 1)集客規模等、波及効果の大きな事業の実施 2)キャンペーン※広報等への協力 |
対象期間 | 令和7年7月1日から令和8年6月30日まで | 令和7年9月1日から12月31日まで |
助成上限額 | 150万円(補助率10分の10) | 300万円(補助率10分の10) ※申請総額が150万円以下の事業は申請できません |
申請期限等 | 事業開始の4か月前の月末 (令和7年8月31日までに開始する事業については5月31日まで、令和7年9月1日から9月30日までに開始 する事業については6月10日まで) |
令和7年6月30日 (上記期日までの申請を第1回審査会の対象とします) (応募状況により上記期日以降の募集を受け付けます) |
予算が上限に達し次第、募集を締め切らせていただきます。お早目の申請を!
詳細は特設ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
※2025年9月から12月まで、都内の美術館・博物館等の施設等と連携し、展覧会や公演等での鑑賞サポートの普及に向け、機運を高めるためのキャンペーンを実施します。詳細は5月末頃の公表を予定しています。
本事業は東京文化戦略 2030 のプロジェクト
「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー」の一環です。
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略15 文化・エンタメ「芸術文化で躍動する都市東京を実現」