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報道発表資料
東京都公立大学法人, 総務局

令和7(2025)年度東京テックイノベーションプログラム 受講者募集 最前線のマネジメント環境を体感しながら、先端ビジネスを構想する

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東京都立産業技術大学院大学(学長:橋本洋志)は、シニア向け起業応援講座(履修証明プログラム)「令和7(2025)年度東京テックイノベーションプログラム」を令和7年10月より開講します。
これに伴い、受講者の募集を6月18日(水曜日)より開始します。
本プログラムでは、都の研究機関やものづくり企業の見学、起業に必要かつ実践的な講義や、グループワークによる事業設計演習などの合計78時間の学修を通じて、1)イノベーティブな製商品/サービス設計力 2)ビジネスモデル設計とプロジェクト推進力 3)事業設計力の3スキルを総合的に育みます。

東京テックイノベーションプログラムについて

本プログラムは、主にシニア期における起業や事業継承に取り組む方々を対象に、東京のものづくりテクノロジーを実際に見て学び、新しいビジネスアイデアを生み出す手法を大学院(修士)レベルで習得できる履修証明プログラムです。前身となる「AIITシニアスタートアッププログラム」も含め、7年に渡りシニア期の起業を支援し、これまで80人を超える修了生を輩出してきました。
受講者には、東京都立産業技術研究センターやものづくり分野のリーディングカンパニーへの訪問などを通じ、革新的な技術で成長しているマネジメントに出会う機会を提供します。実践的な経営現場を体感しながら、能動的かつ相補的なグループワークを通じて、実務で活きるノウハウを身に付けていきます。
本プログラムでは、一部講義を除き、受講日程は、平日の18時30分以降や土曜日に設定しております。また、全ての講義を場所を問わずにオンラインで受講可能としておりますので、学びを深めることができます。全ての科目に合格し、修了要件を満たした方は、履修証明書【注】の交付を受けられます。

【注】学校教育法に基づく履修証明書で、本プログラムの修了について、厚生労働省のジョブ・カードなどに記載することができます。

募集概要

1.対象者

シニア層の起業に必要なスキルアップに関心がある、概ね40歳以上の方

2.募集人員

20名程度

3.受講料等

選考手数料

9,800円

受講料

99,840円(一般教育訓練給付金の受給も可能)

4.開講日

令和7年10月1日(水曜日)

5.会場

東京都立産業技術大学院大学(品川区東大井1-10-40)等

6.出願期間・選考スケジュール

出願期間

令和7年6月18日(水曜日)から9月1日(月曜日)正午まで

論文選考

令和7年9月1日(月曜日)正午までに出願書類と一緒に小論文を提出

選考結果

令和7年9月16日(火曜日)以降、発送予定
※応募方法の詳細は、ホームページ(外部サイトへリンク)をご確認ください。

※受講者募集に当たり、プログラムの概要が分かるオンライン説明会を7月7日(月曜日)、7月30日(水曜日)、8月22日(金曜日)の合計3回開催します。

東京テックイノベーションプログラムの特徴

1.特別演習で、経営の秘訣を体感できる成長企業や都の研究機関を見学

6コマ9時間で設定された「東京テックイノベーション特別演習1)、2)」では、東京都の研究機関や急成長を遂げている企業を訪問し、成長を支える仕組みや戦略を学びます。

特別演習の訪問例

2022~2024年 東京都立産業技術研究センター IoT技術、自律型ロボット、3Dプリンタ等
2022~2024年 株式会社 伸光製作所 樹脂製品微細精密加工、プラスチック製品切削加工等
2022年 株式会社ユーフォリア コンディション可視化ツール”One Tap Sports”等
2023年 株式会社 成島 顧客の嗜好調査結果を活かしたプロトタイピング等
2024年 株式会社オリィ研究所 分身ロボット『OriHime』を通じた社会課題解決技術等


2.起業に必要な実践的講義を受講

製商品/サービスを生み出す組織を考察し実践的な考え方や判断力を持つための資質を育成する「製品開発組織特論」、健康増進の観点からユーザーベネフィットを最大化する商品を考案する「ヘルスケアデザイン特論」、バランスシートから見た資金の運用やプライシング、専門家との付き合い方を学ぶ「スタートアップと会計」等、実践を踏まえた11科目の講義が設けられています。

3.能動的かつ相補的なグループワークを通じて、新規事業計画を設計

特別演習で得た知識や実践を踏まえた講義、履修生間の能動的かつ相補的なグループワークを通じて、約1か月で社会問題とソリューション方法、マネタイズ、収益計画を含む包括的な新規事業計画を作成します。

科目詳細

開講期間 ユニット名 科目名 コマ数 時間
令和7年10月1日(水曜日) 導入科目 東京テックイノベーション概論 1コマ 1.5時間
令和7年10月3日(金曜日)~令和8年1月26日(月曜日) 価値創造科目群 イノベーションマインド実践論 2コマ 3時間
ヘルスケアデザイン特論 16コマ 24時間
東京テックイノベーション特別演習1) 3コマ 4.5時間
令和7年10月1日(水曜日)~令和8年1月24日(土曜日) ビジネス創造科目群 製品開発組織特論 16コマ 24時間
意思決定概論 2コマ 3時間
データ分析 2コマ 3時間
スタートアップと会計 2コマ 3時間
令和7年10月中旬~12月中旬 事例研究科目群 東京テックイノベーション特別演習2) 3コマ 4.5時間
医薬品研究開発特論 2コマ 3時間
令和8年1月~2月上旬 事業設計科目群 東京テックイノベーション特別演習3) 3コマ 4.5時間

東京都立産業技術大学院大学について

東京都立産業技術大学院大学は、平成18年に東京都が設置した専門職大学院です。本学は、東京の産業振興に貢献する高度専門職業人を養成することをミッションとしており、産業界と連携して実践的な課題解決能力を養うとともに、東京都との共同研究やシンクタンク機能を通じて、産業活性化にも貢献しています。

名称

東京都立産業技術大学院大学

所在地

東京都品川区東大井一丁目10番40号

学長

橋本洋志

設立

平成18年

入学定員

115名

ホームページ

ホームページ(外部サイトへリンク)

本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略7 心豊かに暮らし、いつまでも輝けるアクティブChōju社会「高齢者の社会参加・就労促進」

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