- 報道発表資料
令和7年度第2回 地域の底力発展事業助成 対象事業の決定
東京都では、地域活動の担い手である町会・自治会が取り組む事業に対して支援を行う「地域の底力発展事業助成」を実施しています。この度、今年度2回目の助成対象事業を下記のとおり決定しましたので、お知らせします。
今回の対象事業の中には、若い世代が積極的に地域のイベントに参画する事業や、地域の外国籍住民との交流を促進する事業など、工夫を凝らした取組がありました。
第2回の申請数は365件となり、昨年度の315件と比較し、約1.2倍となりました。
1 助成対象団体
365団体(20区26市町) ※令和6年度第2回 315団体
内訳
町会・自治会連合組織 26団体
単一町会・自治会 339団体
2 助成対象総額
111,069,000円
3 事業例
子供の睡眠をテーマとした講演事業(No.10 文京区:林町南町会)
近隣の保育園・幼稚園等と連携し、子どもの発達における睡眠の重要性をテーマとした専門家による講演会を実施し、小さな子どもを持つ家庭の悩みの解決を図り、地域をあげて子育て世帯への支援の気運を高めていく。(令和7年11月実施)
壁画アートと落書き消去によるまちの美化事業(No.62 目黒区:上八町会)
地域における課題となっている路上の落書き問題を解決するため、地域内の学校に通う児童による落書き消去と壁画アート活動の実施を通して、落書きの防止を推進するとともに、子どもたちを中心にまちの美化意識を高め、地域全体に広げていく。(令和7年9月実施)
防災訓練を兼ねた運動会(No.65 大田区:蒲田東地区自治会連合会)
防災訓練の要素を取り入れた運動会を「まもりんピック蒲田東」と題して開催する。運動会には、区が国際都市おおた大使として任命した外国籍住民も招き、地域のつながりを深めるだけでなく、地域の防災力や多文化共生意識の向上を図る。(令和7年10月実施)
子どもとともに地域で盛り上げる子どもまつり(No.267 三鷹市:大沢原町会)
地域の中学生がまつりの企画段階から参画し、若い頃から地域の大人と接し、地域活動への理解を深めてもらう。また、地域の伝統芸能や演奏団体などに発表の場を提供し、地域の交流活性化と次世代への継承につなげる。(令和7年7月実施)
※助成対象事業は別紙「助成事業一覧」(PDF:552KB)をご覧ください。
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略8 コミュニティ(Community)「地域コミュニティ」