- 報道発表資料
水素の普及を拡大し社会実装を加速するための技術開発等の提案を募集します! 東京における水素実装課題解決技術開発促進事業
東京都は、水素の利活用に係る課題を解決する技術の研究開発・実証等を行うことにより水素の更なる普及拡大を目指すため、「東京における水素実装課題解決技術開発促進事業」を実施しています。
令和7年度の本事業では、東京における水素の社会実装をより一層加速させる技術・製品の開発等について、民間企業や大学等からの提案を募集しますので、お知らせします。
事業概要
本事業の目的
都と優れた技術を有する都内企業等が共同で技術開発等を行うことにより、東京における水素利用の更なる普及拡大を図ります。
本事業の公募に参加可能な者の要件【注1】
都内で事業を行う民間企業や都内に所在する又は研究所を置く大学・研究機関等
本事業で提案を求める技術開発等【注2】の主なテーマ
水素の普及に欠くことのできない貯蔵や運搬等に関する技術を中心に、東京における水素の社会実装をより一層加速させる技術や製品の開発等
- 水素をより効率的に貯蔵・運搬するための技術・製品の開発
- 水素の社会実装の加速に資する各種水素キャリアや関連素材、水素への改質及び水素からの合成等に係る技術・製品の開発
本事業の事業期間及び都負担額【注3】
事業期間
最大3か年
都負担額
最大1億円
本事業の実施方法
採択された提案については、都と提案を行った企業等の間で協定を締結し、共同で技術開発等を行います。
【注1】2者以上によるグループでの参加も可能です。詳細は公募要領をご確認ください。
【注2】技術開発等には研究成果を事業化するための新たな製品の開発や、既存技術を組み合わせ新たな製品を開発することも含みます。
【注3】個別の負担額は採択した技術開発等の内容によります。
募集概要
スケジュール
参加申込書及び質問票の受付
令和7年8月7日(木曜日)午後5時00分まで
提案書等の受付
令和7年8月18日(月曜日)午後5時00分まで
結果通知
令和7年9月中旬(予定)
協定の締結及び技術開発等の開始
令和7年10月(予定)
採択件数
最大2件(予定)
その他
公募にかかる詳細につきましては、産業労働局ホームページより「東京における水素実装課題解決技術開発促進事業に係る共同事業者公募等要領」等をご確認ください。
令和6年度 採択事業について
代表企業名 | 事業概要 | |
---|---|---|
【事業1)】次世代高圧ガス容器の実証及び同容器の導入にかかる検証等(外部サイトへリンク) | ||
TERBAIK株式会社 八千代エンジニヤリング株式会社(共同代表) |
多孔性配位高分子PCP/金属有機構造体MOFをガス吸着剤とする次世代高圧ガス容器(CubiTan(R))を用いて水素の運搬・貯蔵の柔軟性向上等に向けた開発等を行う。 |
|
【事業2)】MCHを用いた都市部における水素利用技術の開発等(外部サイトへリンク) | ||
新明和工業株式会社 | メチルシクロヘキサン(MCH)を用いた小型水素供給ユニットを開発するとともに、同機器を用いた小規模サプライチェーンの実証等を行う。 |
|
本件は、「2050東京戦略」を推進する事業です。
戦略20 ゼロエミッション