- 報道発表資料
2026年、東京都が新たな文化芸術祭を始動 秋冬の東京を舞台に都市の新たな魅力を描く
東京都は2026年より、都市を舞台とする新たな文化芸術祭を始動します。
アート、演劇、エンターテインメント、イルミネーションなど都内各地で繰り広げられる多彩な催しを、地域の個性や息づく文化、アーティストやクリエーターの創造力によって新たに結び合わせ、ひとつひとつの輝きを都市全体の魅力として描き出す取組です。
賑わいと自然あふれる臨海地域をはじめ、様々な催しが集積する複数のエリアを舞台とし、多くの主体と連携して、季節感やテーマ性を備えた新たなプログラムを織り交ぜた企画や一体的なプロモーションを展開します。エリア間の回遊性や体験の連続性も高め、期待感と話題性に満ちた都市の祭典として、秋冬の東京に大きな磁力を生み出していきます。
この文化芸術祭の2026年プログラムのひとつとして、来年10月から12月にかけて臨海部で国際的な美術展を開催します。
「東京お台場トリエンナーレ」として準備し積み上げたものを活かしながら、都が主導する新体制のもと、(公財)東京都歴史文化財団が新たに参画し、世界的なアーティストに加え、これまで都が支援してきた若手作家の実践や美術展を支える多様な仕事・役割に光を当てる場として展開します。
会場は、お台場エリアに加え、青海南ふ頭公園、さらに近年アートで注目を集める天王洲エリアのWHAT MUSEUMへと拡大します。都市と水辺が響き合う臨海部ならではの特性を活かし、来訪者にこれまでにない体験を提供しながら、東京のアートシーンを世界に発信していきます。
更に、この機をとらえ、芸術文化による共生社会の実現などをテーマとする国際会議も開催します。国際的な対話の場を東京に開き、アートの持つ力や都市と文化の未来像を共有・発信することで、世界の都市との連携を深め、東京の存在感を高めていきます。
秋冬の東京でしか出会えない景色を描くこの新たな文化芸術祭を通じ、国内外の方々に都市・東京の魅力を体感いただき、東京の可能性を未来に向けて発信していきます。
開催に向けて、今後も順次新しい情報をお知らせしてまいります。
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略15 文化・エンタメ「芸術文化で躍動する都市東京を実現」