- 報道発表資料
令和7年度第2回人権問題都民講座「「不登校」から社会を問う―「生きづらさ」から考える」
近年、子どもの人口が減少する一方、不登校の子どもは増加しています。不登校は、特定の子どもに限られた問題ではなく、現代社会に潜む多様な「生きづらさ」や構造的課題が背景にあると指摘されています。本講座では、不登校や若者の「生きづらさ」を研究してきた専門家を迎え、「不登校を理解するとはどういうことか」「不登校への「対応」は何をゴールとしているのか」といった問いを出発点に、不登校という現象の意味や「生きづらさ」との関係、不登校をめぐる社会の価値観について理解を深める機会とします。
学校に行かない子どもたちを一方的な価値観で評価するのではなく、一人ひとりが尊重される社会のあり方を問い直しながら、子どもたちへの支援や関わり方について共に考えます。
1 名称
令和7年度第2回人権問題都民講座
「「不登校」から社会を問う―「生きづらさ」から考える」
2 日時
令和7年10月3日(金曜日)午後6時30分から午後8時30分まで
(開場:午後6時00分)
3 開催方法
会場及びオンライン(Zoom)開催
※講師はオンラインで登壇します。
4 会場
東京都人権プラザ1階 セミナールーム
(港区芝2-5-6 芝256スクエアビル1階)
5 講師
貴戸理恵/関西学院大学社会学部教授
1978年生まれ。博士(アジア研究)。2009年4月に関西学院大学社会学部着任、2023年4月より現職。現代日本社会における学校・仕事をめぐる子ども・若者の「生きづらさ」を、質的調査(インタビュー)から明らかにしている。2011年から「生きづらさからの当事者研究会」コーディネーター。著書に「「生きづらさ」を聴く 不登校・ひきこもりと当事者研究のエスノグラフィ」(日本評論社)、「10代から知っておきたい あなたを丸めこむ「ずるい言葉」」(WAVE出版)などがある。
6 主催
東京都人権プラザ(指定管理者:(公財)東京都人権啓発センター)
7 フォローアップ企画
フォローアップ・テキスト(事後学習資料)の提供
参加者が講座内容に関して事後学習を行い、より理解を深められるよう学習資料を参加者に提供します。
8 参加方法
要事前申込み。参加無料。
会場定員
60名
リモート参加定員
申込者全員
(会場参加は応募多数の場合は抽選。)
9 申込先
東京都人権プラザ
- (1)Webフォーム(外部サイトへリンク)
- (2)電話 03-6722-0123
電話でお申し込みの場合は、以下の内容をお知らせください。
1)代表者名2)参加人数3)参加形式(会場・オンライン)4)受講案内送付先(住所・メールアドレス)5)電話番号6)障害等による必要な配慮の有無(有の場合は内容)
※お申込みを頂いた方には受講案内をお送りいたしますので、当日までに受講案内が届かない場合は、お手数ですがお問い合わせください。
10 申込締切
会場
令和7年9月26日(金曜日)正午
オンライン
令和7年10月1日(水曜日)正午
11 その他
手話通訳や点字通訳などの情報保障についてはお問い合わせください。
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略9 共生社会「人権尊重の理念の実現」