- 報道発表資料
卵子凍結を希望する人の周囲の理解促進を目指して 10月11日「卵子凍結を一緒に知る 基礎セミナー」を開催
都では、将来の妊娠・出産に備えて、希望する女性が安心して「卵子凍結」を選択できるよう、本人だけではなく、家庭や職場など周囲の方々の「卵子凍結」についての理解を促進するため、昨年度に引き続き、年代や性別を問わず参加できる「卵子凍結を一緒に知る 基礎セミナー」を開催いたします。
本年2月に公表した、卵子凍結への支援に係るアンケート調査では、卵子凍結を実施した感想について、「休暇の取得などスケジュール調整が大変だった」と、最多となる約6割の方が回答しました。卵子凍結には、身体的負担だけではなく、医療行為を受けるためのスケジュール調整なども必要であり、家庭や職場といった周囲の理解が欠かせません。
本セミナーは卵子凍結に係る費用の助成対象となる女性だけではなく、どなたでも参加できることから、幅広い方々に卵子凍結について知っていただける機会です。昨年のセミナーには300名を超える様々な世代の方に御参加いただき、「もっとたくさんの人に知ってほしい」、「女性のキャリアや生き方について考えるきっかけになった」などの感想が寄せられました。
都は、子供を産み育てたいと望んでいるものの様々な事情により、すぐには難しい方にとって、将来の妊娠に備える選択肢の一つとして、令和5年度から、「卵子凍結に係る費用」への助成を開始し、累計4,000人を超える方から卵子凍結に係る費用助成の申請を受けています。引き続き、子供を望む方への支援の充実を図ってまいります。
1 セミナー概要
(1)日時
令和7年10月11日(土曜日)15時00分から16時10分まで
(2)対象
卵子凍結を考える御本人、パートナーや御家族、職場の方など
年代・性別を問わず、どなたでも参加可能
(3)開催方法
オンライン配信(アーカイブ配信あり)
(4)セミナー内容
- 主催挨拶
- 「卵子凍結に関する基礎知識講座」
- 講師:東邦大学医学部産科婦人科学講座教授 片桐由起子氏
卵子凍結について正しい知識を知っていただけるよう、卵子凍結のメリット・デメリット、採卵から卵子凍結の流れ等をわかりやすく解説
- 講師:東邦大学医学部産科婦人科学講座教授 片桐由起子氏
- 卵子凍結経験者等の経験談・座談会
- ゲスト:(順不同)
- 西史織氏(株式会社ステルラ代表取締役)
- 尾藤朋美氏(ウルトラランナー)
- ゲスト:(順不同)
ゲスト(卵子凍結経験者)と片桐医師による座談会を通して、卵子凍結を考える上でのリアルな視点を紹介
- 都の事業案内(卵子凍結への支援制度など)
- 専門医師による質問コーナー
(5)費用
無料
(6)申込期間
9月18日(木曜日)14時00分からセミナー当日まで
(7)申込方法
特設ホームページからお申し込みください。
※セミナーの詳細はチラシ(PDF:1,143KB)をご覧ください。
2 その他
セミナー終了後は、セミナーのアーカイブ動画を10月末以降に公開予定です。
※別添 チラシ(PDF:1,143KB)
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略2【子育て】安心・安全な妊娠・出産への支援