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報道発表資料
デジタルサービス局

自動販売機を活用したOpenRoaming(オープンローミング)対応Wi-Fi整備補助事業を開始します

東京都では、「つながる東京」展開方針に基づき、安全で利便性の高い国際規格であるOpenRoamingに対応した公衆Wi-Fiを、都内全域に広げる取組を進めています。
この取組をさらに加速させるため、人が多く集まる主要駅周辺や公園などにある自動販売機を活用した、OpenRoaming対応Wi-Fiの整備に対する支援を開始します。
このことにより、災害時やインバウンドの対応における通信の多重化が進み、いつでも、誰でも、どこでも、何があってもつながる環境を確保します。

参考 OpenRoamingとは

公衆Wi-Fiサービス関連事業者の業界団体であるWireless Broadband Alliance (WBA)による国際的なWi-Fi相互接続基盤のことをいいます。

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自動販売機を活用したOpenRoaming対応Wi-Fi整備事業補助金

自動販売機事業者や通信事業者におけるOpenRoaming対応Wi-Fi整備を支援します。

補助率

2分の1

補助上限額

50万円/1か所

補助対象事業者

  • 電気通信事業法(昭和59年法律第86号)第2条第5号に規定する電気通信事業者
  • 自動販売機の設置、運営、保守管理等について、3年以上の実績を有し、自動販売機の維持管理を自己の責任において行う自動販売機事業者

申請期間

令和7年11月27日(木曜日)~令和8年1月30日(金曜日)(予定) ※随時受付

事業詳細・申請方法

事業詳細及び申請方法は、デジタルサービス局ホームページをご参照ください。

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OpenRoaming対応Wi-Fiの特徴

盗聴などの危険を防止

OpenRoamingに対応したWi-Fiは、無線通信区間を暗号化するとともに、対応アクセスポイントに自動接続する仕組みとなっているため、盗聴される危険や、なりすましのアクセスポイントに誘導されるなどの危険が防止されます。

安全と利便性を確保した国際規格

セキュアでシームレスな国際規格であるOpenRoamingに対応した公衆Wi-Fiを、都内全体に広げることで、通信の安全性と利便性を確保するとともに、インバウンド対応にも大きく寄与します。

東京都のOpenRoaming対応Wi-Fiの展開について

東京都では、多様な通信手段を複合的に活用し、あらゆる人やモノが、いつでも、どこでも、何があってもつながる環境の確保を目指しています。そのなかで、都民や旅行者が災害時を含めいつでも通信できる環境を確保するため、安全で利便性の高いOpenRoamingに対応した公衆Wi-Fiを都内全体に拡大する取組を進めています。

これまでの取組状況

都有施設へのWi-Fi整備

  • 令和5年3月末に都庁第二本庁舎等4か所に整備
  • 令和6年度末までに、東京都現代美術館や島しょ、保健所など859か所にOpenRoaming対応Wi-Fiを整備
    写真1
    東京都現代美術館
    写真2
    島しょ保健所(大島出張所)

区市町村施設へのWi-Fi整備支援

  • 令和6年度から区市町村がOpenRoaming対応Wi-Fiを整備する場合に技術支援及び財政支援を開始
  • 令和6年度末までに、175か所に財政支援
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    豊島区
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    文京区

電話ボックスを活用したWi-Fi整備・普及啓発

  • 令和7年8月にNTT東日本株式会社と協定を締結し、人が多く集まる主要駅周辺や公園等の公衆電話ボックスを活用したOpenRoaming対応Wi-Fiの整備を開始
    写真3
    NTT東日本との協定締結式
    写真4
    ステッカー掲示イメージ

本件は、「2050東京戦略」を推進する事業です。
戦略11 デジタル「デジタルの道「TOKYO Data Highway」の構築」

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▲2050東京戦略

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記事ID:000-001-20251125-044420