- 報道発表資料
人権週間キャンペーンの実施について 「都民の人権川柳」受賞作品の発表及び人権週間キャンペーンの動画を制作
国際連合は、世界人権宣言の採択を記念して、12月10日を「人権デー」と定めています。
日本では、毎年12月4日から10日までを「人権週間」とし、人権尊重思想の普及高揚を図るため、全国各地で様々なキャンペーンが行われます。
東京都でも、この人権週間を中心として、東京で働き、暮らす誰もが、共に交流し、支え合う共生社会「インクルーシブシティ東京」の実現に向けて、人権週間キャンペーンを実施します。
1 「都民の人権川柳」受賞作品の発表
東京都では、人権に対する思いを五・七・五の言葉で表現することで、「人権とは何か」「差別とは何か」について考えるきっかけとなるよう、5つのテーマで人権川柳を募集し、計867句ご応募いただきました。
このたび、厳正な選考の結果、最優秀賞1作品、特別賞1作品(未成年からの応募)及び優秀賞5作品(各テーマ1作品)の計7作品を決定しましたので、発表します。
受賞作品については、人権週間の期間中、デジタルサイネージ等でも活用します。
たくさんのご応募、ありがとうございました。
1 受賞作品
(1)最優秀賞
テーマ インターネットを正しく使うために
その言葉 手で殴るより 痛いかも
(2)特別賞
テーマ 身のまわりの人権
気づいてる? その笑いにも 痛みあり
(3)優秀賞
テーマ すべてのこどもが幸せになるために
「助けて…」の こどものサイン 見逃すな
テーマ 困っている人を見かけたら
「こまった」を あなたの力で 「よかった」に
テーマ インターネットを正しく使うために
気をつけて その一言で 加害者に
テーマ 一人ひとりの個性を尊重しよう
違いこそ 色を重ねた 虹となる
テーマ 身のまわりの人権
見ぬふりの 沈黙だって 差別です
2 主催
東京都人権啓発活動ネットワーク協議会(東京都・東京法務局・東京都人権擁護委員連合会・公益財団法人人権擁護協力会)
2 人権週間キャンペーンの動画を制作、YouTube 等で公開
東京都では「インクルーシブシティ東京」をテーマに、東京で働き、暮らす誰もが自分らしくいきいきと活躍できる社会の実現を目指し、人権週間キャンペーンを例年実施してきました。
令和7年の人権週間のキャンペーンは、「人を想う、その力が未来をつくる」をメッセージとして、女性の人権、子供の人権、インターネットによる人権侵害をテーマに、文化・俳優・スポーツと様々な分野の方々を起用し、未来へのメッセージを発信していく動画を4種制作しました。動画のメッセージを通じて、「人を想う力」や、人とのつながりについて考えを深め、行動するきっかけを提供します。
プロフィール
西山朋佳(女流棋士)
2021年に女流棋士となり、白玲など複数のタイトルを獲得するなど高い実績を持つ。
村山輝星(俳優)
子役の時からテレビや舞台で幅広く活躍。2022年にはトライアスロンに挑戦し完走。
柿谷曜一朗(元サッカー選手)
元サッカー日本代表。現役時代は、SNS等による誹謗中傷に悩んでいた過去を持つ。
広告展開
テレビCM、ウェブ広告、交通広告等を、11月28日(金曜日)から12月10日(水曜日)にて展開
その他、下記媒体でも展開予定