未成年者喫煙防止ポスターコンクール表彰式

平成30年（2018年）12月6日（木曜日）、未成年者喫煙防止ポスターコンクール表彰式が都庁で開催され、小池知事が最優秀賞受賞者に表彰状を授与しました。
このコンクールは、たばこによる健康影響について、児童・生徒が正しい知識を身に付け、自ら考え、家族や友人と話し合ってもらうことを目的に、都内の小学4年生から高校生を対象に実施されました。今年度は、小学生の部に349点、中学生の部に1,053点、高校生の部に189点の合計1,591点の応募があり、審査の結果、各部から最優秀作品1点、優秀作品5点がそれぞれ選ばれました。

知事は、小学生の部で最優秀賞の兵頭杏都さんの作品を「とてもアピールする力があります」、中学生の部で最優秀賞の仲西琉夏さんの作品を「『宣誓！』という表現と上を向いているところなど、ダイナミックな印象」、高校生の部で最優秀賞の安川茅波さんの作品を「コピーとともに絵が上手」と評価し、「皆さんの作品は、構図、デザイン、色の使い方など、オリジナリティに溢れていて素晴らしいです。メッセージが伝わります」と称えました。また、6月に制定された東京都受動喫煙防止条例を紹介し、「屋内での受動喫煙を防止するとともに、コンクールなどが、たばこの健康への影響を知ってもらう取組につながると良い」、「皆さんには、これからも社会に向かって大きな声で訴えていただきたい」と話しました。
兵頭さんは、「たばこはからだに悪いということを、強く表現しました。たばこは肺に悪いので、手でストップと肺の形をイメージしました」、仲西さんは、「未成年者がたばこを吸わないという強い決意を、選手宣誓に例えて表現しました」、安川さんは、「中学生や高校生の青春をイメージする空を描き、その前に青春を送る学校生活を、たばこを吸うことで台無しにしないという強い思いを抱いた女の子を描きました」と、それぞれが作品に込めた思いを語りました。