- 報道発表資料
港湾局
都立有明親水海浜公園官民連携施設事業の事業者を決定しました
港湾局では、海上公園の更なる魅力向上を図るため、民間事業者との連携を通じ、地域ニーズへの対応と賑わい創出に取り組んでいます。
海上公園で初めてとなる官民連携施設事業として、カフェを開業した晴海ふ頭公園に続き、都立有明親水海浜公園において、マリンスポーツの利用を推進する拠点であり、飲食も楽しめる施設を設置する事業者を公募しました。
このたび、外部有識者による審査を経て、事業者を決定しましたので、お知らせします。
1 決定事業者
連合体名
ARIAKE BLUE GARDEN
代表法人
アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社
本社
佐賀県伊万里市新天町722番地5
東京支社
東京都江東区豊洲6丁目5番33番
2 事業対象区域
※上の図は、第98回港湾審議会(令和4年1月31日開催)資料を基に作成したものであり、砂浜の位置や形状は、環境調査の結果を踏まえて検討します。
3 企画提案の概要
(1)レストラン、カフェ、多目的ホール等の拠点施設
建築面積1,250平方メートル、延べ床面積2,419平方メートル、3階建
- 海に開けた景観を生かした諸室配置、公園の緑と調和する緑化空間を創出
- 太陽光パネル、屋上緑化、木材を活用する等環境に配慮
- 周辺施設と一体的に活用できる動線づくりにより、賑わいの連続性を確保
外観イメージ
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内部イメージ
(2)主な取組
- 拠点施設を活用した取組(ミニコンサート、スポーツセミナー、地域コミュニティ拠点等)
- マリンスポーツの推進(ビーチバレーコート及び水域を活用した健康プログラムの実施)
- 各種イベント開催(有名アスリートとのコラボイベント、マリンスポーツ系イベント等)
- キッチンカーの出店、マルシェ開催等
- 事業者負担による植栽、利便向上(アイテム貸し出し等)
- 公共貢献(SDGsへの配慮、環境美化活動、災害時避難スペース、水辺の安全教育、高齢者コミュニティ形成支援等)
取組のイメージ
カヌーレッスン
キッズ向けスクール
マルシェ
※上記は公募時点の提案内容であり、今後、都との協議により変更が生じる可能性があります。
4 事業者の審査
学識経験者等の外部有識者からなる選定委員会において、基本方針、企画提案の内容、実施体制の3つの評価項目から審査しました。(応募事業者数:1団体)
選定委員会では、地域の方も含めた多様な人々が日常的に気軽に立ち寄れる運営を確保すること、車や自転車で来訪する利用者への対策をしっかり行うこと、熱中症対策を行うこと、周辺の景観と調和した植栽とする等の意見がありました。
5 今後の予定
都と決定事業者との間で基本協定を締結し、事業内容の協議を行い、2026年春の開業を目指します。
本件は、「『未来の東京』戦略」に係る事業です。
戦略9 都市の機能をさらに高める戦略
記事ID:000-001-20241114-020465