- 報道発表資料
保健医療局, 地方独立行政法人東京都立病院機構, 福祉局
東京都立松沢病院の医療観察法病棟入院患者の所在不明について
東京都立松沢病院の医療観察法病棟入院患者が、所在不明となった事故が発生しました。
関係の皆様には、御心配をおかけし大変申し訳ありません。今後、同様な事態が起こらないよう再発防止に努めてまいります。
1 事故発覚日時
令和6年2月20日(火曜日) 午後2時15分頃
2 患者の状況等
30代、女性、双極性感情障害
身長 153センチメートル、体重 70キログラム程度
水色のTシャツに濃い青色のデニムパンツ、グレーのスニーカー
所持品なし
3 事故の経過
- 午前10時30分頃
退院準備のため、当該入院患者に松沢病院職員2名及び東京保護観察所職員1名が同行し、東京都心身障害者福祉センター(以下「センター」という。)を訪問 - 午後1時00分頃
センターの判定室Aにおいて、センター職員1名が、患者本人、松沢病院職員及び東京保護観察所職員に対し、聞き取り調査を開始 - 午後2時00分頃
患者1人を判定室Aに残し、患者以外の4名が判定室Bに移動 - 午後2時12分
患者がエレベータを1階で降りて走り去った(防犯カメラにて確認) - 午後2時15分頃
センター職員が判定室Aに戻ったところ、患者がいなくなっていることが判明
(鞄、上着、財布や携帯電話は判定室Aに残されていた) - 午後2時50分頃
東京保護観察所に報告 - 午後3時20分頃
警察へ通報
患者家族へ連絡 - 午後4時30分頃
心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律第99条第3項に基づき、警察へ当該患者の所在の調査を要請
4 現在の状況
警察において捜索中
5 その他
医療観察法における対象行為 家族への傷害
記事ID:000-001-20241114-020796