- 報道発表資料
建設局, (公財)東京動物園協会
インドネシア共和国からアジアアロワナが来園しました
恩賜上野動物園(園長 福田豊)では、インドネシア共和国からアジアアロワナ1頭が来園したのでお知らせします。
1 経緯
2023年6月19日、天皇皇后両陛下がインドネシア共和国御訪問の際、ボゴール宮殿において、ジョコ・インドネシア大統領夫妻からアジアアロワナの1品種「スーパーレッド・アロワナ」が贈呈されました。贈呈されたアロワナは広く国民に公開することとなり、関係者の協議の結果、上野動物園で受け入れることとなりました。
2 来園日
2024年7月8日(月曜日)
3 公開について
受入れたアロワナは、飼育環境への慣らしのため、当面の間バックヤードで飼育します。公開日が決まり次第、改めてお知らせします。
来日したアジアアロワナ
参考
アジアアロワナ(条鰭亜綱アロワナ目アロワナ科)
ワシントン条約附属書1表、IUCNレッドリスト:EN(絶滅危惧1B類)
※「1表」「1B類」の数字の正しい表記はローマ数字です。
学名
Scleropages formosus
英名
Asian Arowana
体長
60~70センチメートル
分布
インドネシア、マレーシア
生態等
アジアアロワナは、湖、沼、水流のゆるやかな河川に生息しています。肉食性で、昆虫、小魚、その他の小型脊椎動物を主食とします。大型の魚類で、全長が1メートルに達する事もあります。色は赤、緑、金の変異があり、地理的に異なる分布をしています。2-4年で性成熟を迎え、メスは30-100個の卵を産卵し、オスの口の中で受精卵を保護します。なお、飼育下で繁殖した個体に限り、法的な手続きをとり承認を得た上で、輸入が認められています。
上野動物園での飼育状況
7頭(2024年7月8日現在)※今回受入れたアロワナを含みます。
記事ID:000-001-20250123-024354