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  6. 葛西臨海水族園にオウサマペンギンが来園
報道発表資料
建設局, (公財)東京動物園協会

葛西臨海水族園情報 オウサマペンギンが来園します

葛西臨海水族園(園長 錦織一臣)では、このたび下田海中水族館(静岡県下田市)からオウサマペンギンが来園することになりましたので、お知らせします。

1.来園するオウサマペンギン

写真
オウサマペンギン「レイナ」
※写真提供:下田海中水族館

名前

「レイナ」

性別

メス

生年月日

2019年7月14日 下田海中水族館生まれ(5歳6ヵ月)

2.来園予定日

2025年2月12日(水曜日)

3.公開について

しばらくは検疫のため非公開となります。公開日が決まりしだい、葛西臨海水族園公式ホームページ(東京ズ―ネット(外部サイトへリンク))でお知らせします。

QRコードの画像
葛西臨海水族園
公式ホームページ

4.経緯等

当園では、2010年9月からオウサマペンギンの飼育を開始し、2019年から順調に繁殖に成功しています。オウサマペンギンを今後も健康に飼育していくためには、飼育園館が連携して国内個体群の遺伝的多様性に配慮した繁殖を進めることが重要です。
そのため、2023年には当園生まれのオウサマペンギン「スウ」を下田海中水族館に移動しました。今回、下田海中水族館生まれの「レイナ」が当園に来園することとなりました。

5.当園での飼育状況

10羽(オス5羽、メス5羽) ※今回来園する個体を含みます。

6.国内の飼育状況(2023年12月31日現在)

17園館 282羽(オス149、メス112、不明21) 資料:(公社)日本動物園水族館協会

参考

オウサマペンギン(ペンギン目 ペンギン科)

IUCNレッドリスト:LC(軽度懸念)、東京都ズーストック種

学名

Aptenodytes patagonicus

英名

King penguin

体長

85~95センチメートル

体重

10~16キログラム

分布

南緯45~55度の間の亜南極の島々

生態等

体長は85~95センチメートル、体重は10~16キログラム。コウテイペンギンに次ぐ大きさのペンギンです。野生では水深100~300メートルまで潜水して、魚やイカなどを採食します。遊泳速度は平均毎秒2.1メートル。産卵は葛西臨海水族園では5月~7月に見られ、巣はつくらず、雌雄が交代で卵を足の上に乗せて抱卵嚢(ほうらんのう)(お腹の皮膚のたるみ)をかぶせて温めます。孵化までの日数は52日~58日。ヒナは灰色がかった茶色の羽毛が密生していて、この綿羽は孵化後約10~12ヵ月齢まで維持されます。巣立つのは約1年後で、他のペンギン類に比べると期間が長いのが特徴です。

記事ID:000-001-20250214-026600