- 報道発表資料
西新宿エリアの施設や店舗と連携し、障害のある方の外出をサポートするスマートサービスの実証を行います
東京都では、デジタルの力で都民が質の高い生活を送ることのできる「スマート東京」の実現に向けて、様々な取組を進めています。
この度、令和6年11月に引き続き今年度2回目となる、障害のある方等の移動や訪問先でのコミュニケーションを支援するスマートフォンアプリを活用したスマートサービスの実証を、西新宿エリアの施設や店舗と連携して行います。
1 実施内容
障害のある方等の外出時の困りごとの解消をサポートするアプリの有用性や活用可能性等を検討するために、障害者団体等と連携して都庁とその周辺で下記の2つのアプリを活用し、実証を行います。実施期間1か月の間、モニター参加者に、アプリを通じてスタッフやオペレーターとやり取りしながら、施設や店舗を利用していただきます。
2回目となる今回は、前回参加したモニターや店舗等からのご意見を踏まえ、アプリの機能や運用の改善を図りました。また、実施規模を拡大し、より多くの店舗等にご協力いただきます。
2 使用するアプリ
店舗や施設とのコミュニケーションをサポートするアプリ
アプリ名(事業者名)
袖縁(株式会社袖縁)
対象
視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者、ベビーカー利用者
サービス内容
- 障害のある方等が、店舗スタッフ等に伝えたい情報(ご自身の障害特性やお願いしたい対応)をアプリに事前登録
- 目的地でアプリをタップすると、その情報を店舗等の端末に送ることができ、障害特性等を説明する必要がなくなります。
- 店舗スタッフ等とビデオや音声通話、テキストチャットでのやり取りもできます。
外出時の移動等をサポートするアプリ
アプリ名(事業者名)
アイコサポート(株式会社プライムアシスタンス)
対象
視覚障害者
サービス内容
- 視覚障害のある方がアプリを起動すると、カメラ映像や位置情報を基に、遠隔のオペレーターが対応
- 必要な情報をオペレーターが音声で伝えることで、外出時の移動や買い物など、様々なシーンでの困りごとの解消をサポートします。
3 実施期間
令和7年2月25日(火曜日)から3月24日(月曜日)まで
4 実施場所
西新宿エリアの店舗や施設97か所(詳細は別紙(PDF:422KB)参照)
※2月20日現在
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略10 スマート東京・TOKYO Data Highway戦略