小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和8年10月16日)
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知事記者会見
2026年10月16日(金曜)
14時00分~14時40分
知事冒頭発言
【知事】今日は4件お伝えをいたします。その前に、今日こちら半旗を置かせていただいているんですが、13年前に、今日10月16日に伊豆大島で甚大な被害をもたらした土砂災害があったんですね。平成25年台風26号です。そのときに多くの方が犠牲になられて、死亡者数が36名、行方不明が3人ということであります。改めて、この今回も、土砂災害あちこちで起こっています。遠くはネパールのあの災害も本当に恐ろしい地獄絵図のようなものでございました。改めてこの大島においては、土砂災害対策などこれまで進めてきたことによって、先日からも台風が何度も襲来しておりますけれども、安全に過ごしていただけているかというふうに思います。先月の記録的大雨の際に大きな被害がなかったということも、これまでの教訓になっているかと思います。これからもこの災害、決して忘れることはない、また、区市町村や関係機関との連携、これからも強化をしまして、気象・防災情報を的確に捉えて、早期の対応を行っています。そして適切な避難にもつなげてまいりたいとこのように考えております。
1 希少資源緊急回収プロジェクト
【知事】これから4件、私の方からお伝えさせていただきます。まず「東京鉱山」です。皆さんお持ちのスマホなどからですね、レアアース、レアメタルを取り出すという取組の更なる進展、推進についてお知らせさせていただきます。まず6月からですけれども、都庁舎でリチウムイオン電池の回収キャンペーンをやってきました。先月の末をもって終了しております。期間中なんですけれども、まとめますと、6500人を超える皆様方がわざわざお越しになって、そして、モバイルバッテリー、携帯電話、ワイヤレスイヤホンなどなど、合わせますと約1万6000個の小型の充電式家電、お寄せいただきました。ご協力いただいた皆様方には心から感謝申し上げます。小型家電にはレアメタルなど希少な資源が含まれております。家庭にそれを、それそのまま置いときますと、ただ眠っているだけということになります。まさにそれが「東京鉱山」だと申し上げている所以であります。使わなくなった製品、ぜひ日頃から回収を行っている家電量販店、そういう窓口もあります。それから区市町村の窓口、活用されまして、ぜひリサイクルしていただきたいと思います。都はこのキャンペーンに続く第2弾を用意しておりまして、今度は、携帯電話は引き続きです。それからパソコンを対象としまして、また、タイトルとしていたしまして、「希少資源緊急回収プロジェクト」、これを開始いたします。こうした機器には個人情報、思い出のデータが残っているというのでなかなか手放せないのよという方はいらっしゃいます。そのまま自宅にしまったままっていう方もいらっしゃると思うんですね。それで付属の充電のラインなどどっかいっちゃってね、そして、そのままに更にしておくということで、安心して手放す環境を整えていくことによって、回収と再資源化を後押ししようというものです。要は、携帯電話などに入っているデータ、もう1回この充電で機能をよみがえらせて、そこで必要なデータを取っていただいて、例えば写真なんかあのパチパチ撮ったままになっていると思いますけれども、そこで確認していただいた上でこの写真を残しとこうっていうのは、プリントアウトなどをして、戻して、それは大事に取っていただいて、そのツールである携帯はそこでサヨナラをしていただくということであります。今月23日から、あの携帯電話については、NTTドコモさんとKDDIさん、それぞれの店舗で行います。それからパソコンについては、リネットジャパンリサイクルによる宅配便でそれぞれ回収を受け付けます。特にパソコンですけれども、データの消去も含めまして、こちら無料となります。詳しくはホームページをご覧いただきたいと思います。いずれにしましても、この「東京鉱山」、宝の山です。ぜひこの「東京鉱山」の発掘にご協力お願いを申し上げます。環境局の方で担当しております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「都庁舎リチウムイオン電池回収キャンペーン最終報告&希少資源緊急回収プロジェクト」は、こちらをご覧ください。)
2 東京レガシーハーフマラソン
【知事】次がスポーツです。「東京レガシーハーフマラソン」についてのお知らせでございます。東京2020大会のレガシーとして始まったんですね。こちらハーフマラソン。明後日の18日日曜日、これで5回目の開催を迎えることになります。経験、また障害の有無に関わらず、スポーツの楽しさを分かち合える大会として、多くの方々に親しまれてまいりました。今回は定員を3000人増やします。そして、1万8000人のランナーが参加するという予定になっております。また昨年に続きまして、女性の先行抽選実施を決定いたしました結果ですね、女性ランナーについて、過去最多の7000人を超える、全体にすれば4割近くを占めることになります。誰もが参加しやすい大会として参加の輪が着実に広がっております。ぜひ大会にはですね、皆さん応援していただきたいことと、それから今回は東京2020大会のこのオリンピック代表を務められた相澤晃選手、それから、パリパラリンピックで銅メダリスト、銅メダルを獲得されました鈴木朋樹選手、国内外のトップアスリートがこの場に集ってくださいます。東京2020大会、また世界陸上もありましたよね。その舞台となったのが国立競技場でございます。この国立競技場、スタートとゴール発着点にしまして、ランナーの皆さんが東京の街を駆け抜けていただきます。ぜひ沿道からも温かい声援を送っていただきたいと思います。また大会に合わせまして、今日から明後日の18日までの3日間、国立競技場、明治公園で「東京レガシースタジアム」も開催をいたします。ランニング以外にも様々なスポーツを体験することができます。当日参加できる企画もご用意しておりますので、ぜひこの週末は、まさにスポーツの秋、ぜひ会場に足を運んでいただいて楽しんでいただきたいと思います。スポーツ推進本部で担当いたしております。
3 東京味わいフェスタ
【知事】今度は食欲の秋ですね。ミシュランガイドの星付きレストラン、東京は世界で一番その数が多い、ご存知ですよね。数字でいうと160のお星さま、ちなみにパリは141ということで、食の魅力で世界中から多くの人が、東京そして日本を訪れてくださっています。その食の魅力に彩りを添えているのが、都内各地の農林水産業が生み出す新鮮で安心安全な東京産の食材でございます。そうした東京の食の魅力を存分に味わえる祭典「東京味わいフェスタ2026」これはですね、今月の23日から26日(正しくは、23日から25日まで)まで開催いたします。会場は丸の内の行幸通り、また、有楽町の東京国際フォーラムなどを準備いたしております。今年は10回目になるんですね。節目の年となります。東京産の食材の美味しさと、大都市東京で農林水産業営んでおられる生産者の皆さんの取組を例年にも増して、お伝えをしたいと思っております。会場においては、春に開催しているイベント「Tokyo Tokyo Delicious Museum」、この出店シェフが限定メニューを手がけてくださいます。このほか、東京都産のグリーン水素を使って調理をするキッチンカーなど様々な食の楽しみを用意しております。また、都内産の農作物でございますけれども、それが並ぶ、あの買い物できるマルシェ、それから子供たちが楽しく学べるプログラムなども充実をしてまいります。ですから、食べて、見て、触れて、買って、東京の農林水産業を身近に感じていただける、そういうイベントにしてまいりたいと思います。初日は23日の金曜日です。丸の内会場でオープニングセレモニーを開催します。東京観光大使を務めていただいている有名なシェフの三國清三さん、それからこちらも有名です、山下晴幸さん、お2人のシェフそして、JA東京中央会の大山会長を、さらに東京の農業、林業、水産業の魅力発信に努めていただいている若手リーダーの皆さん3人、三宅の西田さん、森谷さん、梅村さんと、それぞれ農業、水産業、林業若手の皆さん登壇してくださいます。フェスタの開幕を盛り上げていただくそのような段取りになっております。実りの秋です。東京が誇る旬の味覚と豊かな食文化、それが集う節目の10回目のフェスタでございます。ぜひ多くの皆さん、ご来場をお待ち申し上げます。産業労働局の担当でございます。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「東京味わいフェスタ2026 出店者等決定」は、こちらをご覧ください。)
4 Roof Park Art Fes 2026
【知事】そして、最後は、今度は文化の秋です。銀座を走るかつての高速道路でKK線っていうところ、あの先日も、トム・クルーズがまた、そこにレッドカーペットを敷いてPRしておられましたね。このKK線ですけれども、これは昔は、高速道路だったところですね。それが今、人が主役となって、緑豊かな歩行者空間へ再生をしているところでございます。なんていうんですかね、銀座で、あれだけのスペースが突然生まれるって、なかなかないことです。都といたしまして、このKK線を世界から注目されるウォーカブルな観光拠点にしたいというふうに考えて、それを目指しております。春にウォーキングイベントも開催しました。それから様々なスポーツイベントもそうです、この空間を有効に使ってこの空間ならではの魅力を発信する取組を進めてまいりました。今度のイベントですけれども、文化の秋、アートイベントです。「Roof Park Art Fes 2026」と命名をいたして、来月の21日の土曜日から29日まで9日間の開催となります。このイベントですけれども、都市を舞台にしまして今、新たな文化芸術祭やっております「アルテ・トーキョー」、その「アルテ・トーキョー」のハイライトプログラムと位置づけております。イベント期間中ですけれども、KK線そのものが屋外ミュージアムへと生まれ変わると考えてください。会場では、巨大な光のアート作品をはじめ、都心の屋外の空間を大胆に活用したインスタレーションを展開をいたします。ぜひ東京の夜景とアート、融合しまして、KK線ならではの景色を楽しんでいただけるということです。それから土日、28、 29なんですけれどもKK線やこの地域の歴史をモチーフにした現代サーカス、これをスペシャルパフォーマンスとして行います。高架上の空間を舞台にして、ここでしかない、ここでしか味わえない公演になることを受け合いだと思っております。そして今日から特設サイトでイベントの参加者を先着順で募集をいたします。ぜひ多くの方に足を運んでいただきたく、またKK線が秘める新たな魅力、可能性、体感をしていただきたいと思います。都市整備局の方で準備をいたしております。以上の計4件、お伝えをさせていただきました。NHKさんどうぞ。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「 KK線でアートフェスTokyo Sky Corridor(KK線)『Roof Park Art Fes 2026』開催」は、こちらをご覧ください。)
質疑応答
【記者】ありがとうございました。幹事社からお伺いします。今週開かれた都内の火葬場を巡る検討会ですけれども、23区の一部の区がですね将来的なひっ迫を見据えてですね小規模な火葬場の新設を検討する考えを示しております。都の支援もですね期待されているところだとは思いますけれども、これらの自治体の動きをどのように捉えていらっしゃるか教えていただければと思います。
【知事】そもそもなんですけれども、火葬場というのは社会にとって不可欠なインフラであることはいうまでもございません。そういう中で、あの火葬体制の充実に向けて火葬事業のそもそも法律的にも実施主体はですね、区市町村になっておりまして、この区市町村と連携して対応していきたいと考えています。今お尋ねの先日の検討会ですけれども火葬場の整備手法などについて議論が行われております。そして主体となる特別区の方から、23区ですけれども、特別区からは公営火葬場の設置についてとても前向きな発言があったと、このように聞いております。いずれにしましても火葬事業の実施主体の区市町村が動き出しているということかと、このように思います。
【記者】都営地下鉄のですね、ことについてお伺いさせていただきたいと思います。保守工事を巡る談合の疑いで公正取引委員会が、近く複数の企業に再発防止とか、課徴金の納付を命じる方針を固めたと報じられております。発注した都の交通局も捜査の対象にはなっておりますけれども、これについて、どのような対応を取られるか教えていただければと思います。
【知事】本件につきましては、現在も公正取引委員会で調査が行われてまさに継続中でございます。昨年の11月にこの公正取引委員会の立入検査が入った事実がございます。都として重く受け止めております。そして検査に全面的に協力するように調査特別チームに指示をしてきております。都といたしましても、事実関係の把握に向けましては、調査を続けております。そして把握した情報については公正取引委員会に提供させていただいております。今後も公正取引委員会の調査結果を踏まえて、都として適切に対応していく考えでございます。
【記者】ありがとうございます。最後の一問なんですが、先ほど昼すぎなんですが気象庁は広い範囲に緊急地震速報を発表いたしました。ですが直後に取り消して、気象庁先ほど陳謝したようなんですけれども、関東も速報が鳴って知事も驚かれたことと思います。改めて受け止めを教えてください。
【知事】そうですね、実際驚きましたね。また、根室からの映像しかなかったんですけれども、ちょうどこの2時から気象庁の方も発表があるということでそれを確認していきたいと思っております。
【記者】ありがとうございました。それでは各社さん、知事の指名を受けた上であの、発言をと思います。
【知事】日刊工さん。
【記者】日刊工業新聞の小泉真太郎と申します。水素エネルギーについてお伺いします。
水素の普及や社会実装に向けた国際会議HENCA Tokyo 、昨日、一昨日、行われました。今回の会議を通じて、知事が改めて感じた水素活用の可能性だったり、課題というのはどのように感じましたか。また、今後都内での水素の普及や実用化をどのように進めていくのかっていうのをお伺いできればと思います。
【知事】はい、2日間にわたりましてHENCA Tokyoを開催をいたしました。最初のHはHydrogenのHでございます。そしてエネルギーということで、Hydrogen Energy Conference for Actionこれを頭文字としておりまして、HENCA、まさに、まさしく変化を起こしていこうという会議で、国内外の有識者の方々、そしてまた、愛知県大村知事、山梨県の長崎知事にもご参加いただきまして、連携して進めているところでございます。水素分野をリードする関係者ですね、それから水素の普及拡大グローバルな水素ビジネスの可能性についてしっかりとご議論することができたところでございます。この水素市場の形成に向けた期待と機運の高まりを実感しております。また、国際水素・燃料電池研究機構というのがございまして、こちらと東京都立大とMOUをこの度結びました。水素の社会実装を進めるためにも、国、地域、産業界など多様な主体が連携をして、具体的な取組につなげていくということが重要かと思います。昨日発表しました資生堂さんが水素で作ったあのリップバームも、まさに身近なところで水素が活用されていること、それからお肉の焼き加減はですね水素で焼くと外がカリカリで中はジューシーっていうね、だから、水素についてのことを、あの美味しいとか触れてみるとか、何かそういう形でプレゼンテーションなどを催していくことによって、身近なもので感じてもらえるそのような展示もたくさんございました。今回このHENCAを行いまして、今度は場所を移しまして、来週にはですね、山梨県の方で、富士山の富士ね、ハイドロジェンサミットで共有をしていって、水素活用に向けた具体的なアクションにつなげていきたいと、このように感じています。環境大臣の頃から水素やってるんで、20年ぐらいなんですけどね。重要なエネルギーにしたいです。
【記者】ありがとうございます。東京MXテレビの山田清太朗です。先ほどの緊急地震速報の件なんですけど都内以外の新幹線が一時停止をする、交通機関への影響なども出たということで、都としてはこの緊急地震速報がでた際に、どういった対応を取られたのか、この取り消しに当たって何か影響があったのかどうか、わかっていれば伺いたいです。
【知事】取り消しまでの時間は、ちょっとどれぐらいかかったのか確認はできませんけれども、最初はみんな警報っていうことは、みんなびっくりするために警報を鳴らすわけで、びっくりしましたけれども、その後の続報がなくてどうなってんのかなと思ってたところ、2時から気象庁さんが、ちょうどこの時間ですけれども、詳細発表されるということです。確認していきたいと思っております。
【記者】分かりました。ありがとうございます。
【知事】東京新聞さん。
【記者】東京新聞の神谷です。まず今度、都議会の議員補選、千代田区で行われますけれども、ちょっと急に現職の方が辞められて、あまりはっきりとした説明がないままだったと思うんですけれども、ちょっとそうした辞められ方に対する受け止め、あと、あの知事が特別顧問を務める都民ファーストの会も推薦する候補を決められましたけれども、どのような方に議員になって欲しいと思われるかご所感を伺います。
【知事】都議会は都政の両輪の一つでございます。そして、今回突然、都議補選が行われる、つまり都議が辞められたということで、補選も結構お金かかるんですよね。ざっくり9000万(正しくは、8200万)ぐらいとかって言って聞いておりますけれども、費用と、それから急に辞めちゃうことへの信頼の欠如につながること、とてもその点ではやはり問題だというふうに思っております。あの今、東京は様々な課題があります。そういう中で落ち着いてそしてしっかりと前を見た議論が進められるように、また都政と連携をするところはし、また、いろんな点についてはご指摘などもいただきながら、共にこの東京をしっかりと前へ進めていきたいと、このように思います。
【記者】ありがとうございます。もう一点簗農業水産大臣が結局ほぼ更迭のような形で辞任をされましたけれども、先週もちょっと伺いましたが、改めてそのことに対する受止めもお願いします。
【知事】出処進退自ら決めになったんだというふうに、このように思います。もう少し早くてもよかったのかなと、正直思うところです。私今、知事を務めて10年目(正しくは、11年目)なんですが、毎回林業のことなども含めて農水大臣のところに、あの要請文を持って行ったりするんですね。数えてみたら、この10年間で、今度の武部大臣で16人目なんです。すごく生産性が高いです。多毛作、というか、農業は猫の目行政と、農政は、猫の目行政と言われがちなんですけれども、その大臣がそのように頻繁に変わっていると100年の計で、山の管理そして米作、様々な農業、やはりこれについてはしっかりと落ち着いた形で食料の安全保障や、また世界に打って出るような対策などをしっかり、新大臣には、対策を陣頭指揮を執ってもらいたいと思います。日本の食料安全保障っていうのは、ふんだんにあるように思われていても突然危機が訪れるかもしれない、それに備えていくことっていうのはまさに安保、安全保障の分野だと、私は思っております。産経新聞さん。
【記者】産経新聞の中村です。よろしくお願いいたします。いわゆる東京23区内の大学規制について、お伺いします。2018年度から10年間、東京23区内の大学につきましては定員増ですとか、学部の新増設を原則として認めないという規制が適用されています。来春にあの期限を迎えることで、現在その是非を図る有識者会議が国で開かれて議論が進んでいますが、現状についてどのようにご覧になっているかお聞かせください。
【知事】もうこれは毎回申し上げているんですけど、場所だけを理由として不合理な規制であり何ら効果が出ていない、逆に何ら効果が出ていないからまた引き延ばすというような議論については、理解ができません。若者の将来、そして大学の改革を妨げる要因になっているということをむしろ問題だというふうに思っております。有識者会議でもそういった議論で、もう分かれているから、また延ばそうとかっていうのは、それこそが不合理ではないかと思います。最近サイバーなんかとても、なんていうんですか、身近なところで起こって、テロですよね。AIの進化もものすごいですよね。日本は、またこういう新しい技術に対応するような、それこそ学部をつくったり、取組をすべきではないかというところに、この議論で、どこに作っては駄目とか、そういう場所の議論にずっとつながる、そればっかりしているというのは極めて問題だと思いますね。国際競争激化してます。GDPは6位にズルズル落ちていて、人こそ資源なんですよね。この国。教育こそ重要なポイントでOECDの調査で、低学年(正しくは「15歳」)の子供たちってすごく学力があったりするんですけれども、その後の大学どうするかっていうのは、とても大きな課題だと思います。硤合先生がノーベル賞を受賞されて、改めてお祝い申し上げたいと思いますが、その後に続く人たちを育てていくっていうのは極めて重要で、この国にとってもまさに宝物をいかに磨いていくか、それがここにあるから駄目とかっていう話をしているのは、もったいないなというふうに思います。国に対しても、国と東京都の協議会などを通じまして、あらゆる機会を通じて撤廃を訴えていきたいと考えています。
【記者】重ねて伺います。規制については、いわゆる東京一極集中の是正と、知事も少し言及されましたけども、そういった主張のもとに展開がされてきたわけですけれども、その地方大学への進学ですとか、地元への就業など、その地方創生を推し進めるとの趣旨は実際に効果が出たのかどうか、そのあたりについてはどう評価されていますでしょうか。
【知事】いやまだ効果が認められてないから延ばそうって言ってるんじゃないの。その効果は、いつどう出て、まとめるんですかねと思いますね。ただ、この規制の期間を延ばせば、効果が出るんでしょうか。そうは思いません。
【記者】ありがとうございました。
【知事】共同通信さん。
【記者】共同通信の若松です。知事よろしくお願いします。フィジカルAIの関係でちょっとお伺いしたいんですけども、成長戦略の17分野の中でも非常に重要な位置づけになっているフィジカルAIなんですが、東京2050の東京戦略でも大きなテーマになっています。まずはフィジカルAIのこの発展に関して、今知事のご期待されている部分を教えてください。
【知事】私はフィジカルAIは日本の勝ち筋の一つだと長年思っています。工場などで名前がついたロボットが、別に人間の形をしているか、してないかは別の話として、これはとても日本の生産性も上げてきたし、24時間働くし、非常に人間だったら仰向けでね、あの作業がしづらいところもギュッと入って、いろんなものづくりの現場で既に動いています。ここにAIが入って、そしてより高度な動きが求められるという中で、このフィジカルAIの分野を伸ばしていくというのは日本の産業また成長戦略としては正しい方向だというふうに思いますし、また東京にもいろんな、昨日も大田区の職業訓練の場に行きましたけれども、まさにあの中小また、小さな企業でもキラリと光るところがたくさんあって、その後、後継者がいないとかですね、そういった総合的な観点からも、このフィジカルAIを含めて、どうやってこの日本の勝ち筋をさらに伸ばせるか、東京として考えるところは、この精査してそして、バックアップをしていきたいと思っております。
【記者】まさに日本の勝ち筋での話だと思うんですけれども、聞いていると、フィジカルAIはなかなか中国製のものが現行では非常に多くて中国製を使うとなると経済安全保障上のリスクみたいなものも入ってくると思うんですけども、このあたり現行中国製が多い部分、一方、知事おっしゃったように技術者を育てていかなきゃいけない部分、このあたり都として、どう取り組んでいかれるか教えてもらえますか。
【知事】ここも意見の分かれるところですけれども、どこまでを外国製を使い、どこからが国産でないといけないかとか、その辺のローカルコンテンツという言葉は昔からありますけれども、そこは一度整理すべきことなのではないかと思いますね。使えるところは使ってしまう。ただ、あのデータなどを国としてきちっと持っていくべきところは確保していくなど、あのフラットに、改めてどこでどう競争をし、どこでどう成長をさらに伸ばしていくかっていうのは、整理した方がいいかもしれません。
【記者】そのあたりは、そうするとまさにあの国との協議会とかで議論しやすいテーマかなと思うんですがそのあたりいかがでしょう議論としては。
【知事】そうですね。国の方でも整理をされておられますし、東京としてどこまで何を実際に東京都がですね、それを活用する場合には、どこまで何を持って国産とし活用していくのかは、しっかり精査していく必要もあるかと思っております。
【記者】最後に少し日が高いというか、概算要求前で恐縮なんですが、このあたり、フィジカルAIの発展に関して、都として来年度予算、次年度予算での予算づけだったり、取組だったり、今知事のお考えの部分あれば教えてください。
【知事】そうですね、各局からそれぞれの考え方を聞かせていただいている段階なのでそこでいろんな議論も踏まえながらどこに重点を置いてっていうことはこれからの議題になると、このように思います。
【記者】わかりました。ありがとうございます。
【知事】毎日新聞さん。
【記者】毎日新聞社の加藤と申します。サイバー攻撃関係のご質問なんですけども、世田谷区など都内の五つの区で、あの防災情報メールを担う会社に不正アクセスがあって、個人情報が漏えいした可能性が報道されております。今回の事案についての受け止めと、都として区市町村に情報セキュリティ対策を支援する考えが今後あるかどうか、あわせてお聞きできますでしょうか。
【知事】サイバー攻撃ですけど、これだけ毎日ありますとね、もはや一過性の課題、事故ではないと思います。ある種の災害のジャンルに入ってくるかなというふうに思います。都民サービスに重大な影響を及ぼすような被害が発生しておりませんけれども、都の周りの関係ですね、平時から備えるということが重要ですので、先日もお伝えしましたように人員の強化ですね、増強、それから体制の強化。AIなど最新技術を守りに活用しながら、都民の重要な情報、社会インフラ守っていくということ、それから例の関係の自治体ですけれども、ホームページとかSNSなど、代替手段の情報発信が行われて、それで支障のないようにしているということです。各自治体とも連携を進めてまいります。先ほど申し上げたように、今回、小平の方に4人ぱっと行って対応しているわけですけれどもGovTechまたサイバーの部署も確保しておりますので、それで各自治体と連携を進めながら、これからもあの最新技術を守って活用しながら、都民の重要な情報、社会インフラを守っていきたいというふうに考えています。いいですか。新宿新聞さん。
【記者】ありがとうございます。新宿新聞の野村と申します。昨日、知事は総合教育会議に出席されまして、学習でのAIのですね、活用に関していろんな意見があったと思いますけれども、感じられたことをちょっと伝えていただきたいと思います。
【知事】そうですね、AIがね、子供たちの中でも、もうチャッピーに聞いてみるわみたいな、親の意見よりもチャッピーの意見を聞くような時代になって、だけど一方で、AIの有している課題もあるというお話がありました。これをどこまで教育の中で有効に活用していくのか、もう明確にわかっていることは先生が忙しい忙しいと言って、働き方が問題になっていますけれども、それは、あの、AIで、ある部分は、かなり有効に活用して先生方の時間の有効活用につながっていくであろうということで、これは方向性としてポジティブな部分であるかと思います。それから教え方についてはですね、先生が教えるというよりは、何かファシリテーター的なそういう役割になっていくのかなというこの専門家の話なども伺いながら、考えたところでございます。本当に数年前にChatGPTが出てちょっと試してみようとかみんな始まったのがですね、1年がもう10年分ぐらいに等しく、最近は1ヶ月が1世紀分ぐらいに等しい、ものすごいスピードなので、よく見ながらそしてまた問題点も出てきておりますので、それを確認をしながら有効に使える、活用できる部分は教育の部分でも活用していくということになると思いますが、とにかくものすごいスピードでよく見ながら進めていく必要があるかというふうにも思います。はい、ありがとうございました。
※テキスト版については、読みやすさを考慮し、重複した言葉づかい、明らかな言い直しなどの整理や補足説明をしています。
(テキスト版文責 政策企画局戦略広報部企画調整課)