- 報道発表資料
保健医療局
東京都ドクターヘリの運航会社における整備措置事案について
都は、学校法人杏林学園(杏林大学医学部付属病院)と協定を結び東京都ドクターヘリ事業を実施しており、杏林学園は、運航業務を学校法人ヒラタ学園に委託しています(下図参照)。
このたび、国土交通省大阪航空局がヒラタ学園に立入検査等を行い、不適切な整備等が行われていたことが判明したため、令和6年5月28日付で事業改善命令及び安全統括管理者の職務に関する警告が出されました(別紙(PDF:207KB))。
このことに関して、都は、杏林学園から東京都ドクターヘリ事業に係るヒラタ学園の運航・整備状況等について、以下のとおり報告を受けたので、お知らせします。
- エアコン、油圧系統や機体スキッドについて、不適切整備事案が3件あったが、現時点において、航空局に報告した上で、改善済であるとヒラタ学園より報告を受けている。
- 委託者として、ヒラタ学園に対し、再発防止策が確実に図られ、更に安全な運航管理・整備を徹底するように指導を行っている。
都は、本事案を厳粛に受け止め、杏林学園を通じて、ヒラタ学園に対して再発防止策が確実に実施され安全体制の強化が図られるよう、強く求めるとともに、杏林学園と連携・協力しながら、東京都ドクターヘリ事業を安全・確実に運用していきます。
<参考図>東京都ドクターヘリ事業概要
記事ID:000-001-20241114-021974