- 報道発表資料
教育庁
都立高等学校における個人情報の紛失について
都立農業高等学校において、以下のとおり生徒の個人情報を紛失する事故が発生しましたのでお知らせします。
関係の皆様には、多大な御迷惑をお掛けし、深くお詫びを申し上げます。今後、再発防止を徹底してまいります。
なお、現在のところ、個人情報の外部への流出等、二次被害等の発生は報告されておりません。
1 事故の概要
都立農業高等学校定時制課程教諭が、令和6年度に授業等を担当している生徒46人の個人情報が記載されている教務手帳を紛失した。
2 紛失した個人情報
生徒の氏名、出欠状況、提出物の記録 など
3 事故の経緯
- 5月10日(金曜日)午後10時15分頃、教諭は職員室にて、教務手帳が見当たらないことに気付き、副校長に報告した。副校長及び教諭は当日使用した教室を中心に校内を捜索したが、見当たらなかった。その後、副校長は校長に状況を報告した。
- 5月13日(月曜日)午前11時55分頃、校長の指示の下、定時制課程の教員が校内を捜索したが、教務手帳は見当たらなかった。
- 5月14日(火曜日)から7月5日(金曜日)まで、当該校は、校内の捜索を行うとともに、関係教員・生徒に聞き取りを行ったが、教務手帳は見付からなかった。当該教諭は、教務手帳を校外に持ち出していない。
- 9月2日(月曜日)同校全日制及び定時制課程において、再度、全校捜索を行ったが、教務手帳は見付からなかった。
4 学校及び教育委員会の対応
(1)生徒・保護者への説明及び謝罪
9月2日(月曜日)、定時制課程全校集会を開催し、生徒に対し経緯の説明を行うとともに謝罪を行った。
9月5日(木曜日)、定時制課程臨時保護者説明会を開催し、経緯の説明を行うとともに謝罪を行った。
(2)再発防止について
今後、当該校において、個人情報の管理に関する研修を実施するとともに、再発防止策を教職員に周知する。
都教育委員会は、全都立高等学校長に対して、個人情報の取扱い等について再度周知・徹底を図っていく。
記事ID:000-001-20250123-024908