- 報道発表資料
東京都独自のカーボンクレジット取引システムの参加登録を開始します!!
東京都では、「ゼロエミッション東京」の実現に向けて、都内の中小企業等の脱炭素化に向けた様々な取組を進めています。
中小企業が脱炭素化を進めるに当たっては、省エネ設備の導入などによる自社の温室効果ガスの排出量を削減する取組に加え、カーボンクレジットの活用【注1】も効果的です。
このため、中小企業等が国内外のカーボンクレジットを容易に取引できるよう、都は、新たに独自のカーボンクレジット取引システムを構築し、令和7年3月下旬の運用開始を予定しています。この取引システムの運用開始に先立ち、利用企業等の参加登録を本日から開始しますので、お知らせします。
【注1】森林保護や植林、再エネ発電機器・省エネ機器導入などのプロジェクトの実施により創出された温室効果ガスの削減量を活用し、自社の排出量をオフセットすること
1. 参加登録の概要
開始時期
令和7年3月11日(火曜日)14時00分
システム利用対象者
国内の法人、任意団体
登録方法
参加登録用フォーム(外部サイトへリンク)にアクセスし、登録手続ページから登録を行ってください。
登録が完了することで、システム運用開始時からカーボンクレジットの購入が可能となります。
※登録に当たっては、登記事項証明書等の添付が必要となります。詳細については、登録手続ページをご確認ください
参加登録料
無料
2. 取引システムの概要
システム運用開始時期
令和7年3月下旬(予定)
取り扱うクレジット
J-クレジット、海外のボランタリークレジット
システム利用料
無料
システムの主な特徴
- カーボンクレジットの情報がECサイトのように分かりやすく表示され、簡単な操作でカーボンクレジットの購入が可能
- カーボンクレジットの認証機関ごとに必要であった口座開設が不要
- ブロックチェーン技術の活用により、トークン化してクレジットを渡すことも可能とするとともに【注2】、取引履歴を暗号化し、不正や改ざんを防止
- トークンは、二次流通(システムへの再出品)が可能
【注2】一部の取扱いクレジットについては、オフセット証明書を発行して交付します。
カーボンクレジットの取引イメージ
※一部のクレジットについては、オフセット証明書の発行となります。
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略14 ゼロエミッション東京戦略