- 報道発表資料
政策企画局
令和6年度 東京都と大学との共同事業これから居場所をつくりたい方へ 誰もが安心して過ごせる「居場所」を地域社会につくるためのハンドブックを作成
東京都は、「大学との定例懇談会」に参加する大学との連携の一環として、東京の持続的発展やSDGsの推進に資する大学の取組を支援する「東京都と大学との共同事業」を実施しています。
このたび令和6年度事業として、慶應義塾大学、上智大学及び順天堂大学は、誰もが安心して過ごせる「居場所【注1】」を地域社会につくるためのハンドブックを作成しましたので、下記のとおり、お知らせいたします。
【注1】本事業では、「居場所」を「子どもから高齢者まで、誰もが自己肯定感や安心感を持って落ち着いて過ごすことを目指す場所」としてとらえています。
1 ハンドブックの概要
- 慶應義塾大学看護医療学部・環境情報学部、上智大学総合人間科学部、順天堂大学医療看護学部に所属する研究者で構成された研究チームは、都内15か所の「居場所」を訪問し、運営者を対象として、開設の動機や思い、開設時の状況、現在の運営状況、活動の工夫、大事にしていることなどについてヒアリング調査を実施
- ヒアリング調査の分析から、居場所をつくるためのステップを「仲間を集める」、「居場所を形づくる」、「居場所を支える」、「居場所を引き継ぐ」の4つに整理
- 4つのステップごとに、わかりやすくポイントを紹介
2 閲覧・データ入手方法
政策企画局ホームページに、PDF形式で掲載していますので、ぜひご覧ください。
参考 令和6年度「東京都と大学との共同事業」について
(1)実施テーマ
「「成長」と「成熟」が両立した持続可能な都市・東京の実現」
(2)実施概要
- 定例懇談会に参加する複数の大学がチームを組み共同研究等を実施
- 研究成果は令和6年度中に都民へ還元
- 都は600万円を上限に事業費を支援
記事ID:000-001-20250326-040901