- 報道発表資料
スタートアップ・ 国際金融都市戦略室
GX関連外国企業進出支援事業による都内進出企業の公表について
東京都では、GX(グリーントランスフォーメーション)関連分野で高い技術力を有する外国企業の都内への進出を重点的・集中的に支援する「GX関連外国企業進出支援事業」を実施し、外国企業と都内企業との協業によるイノベーションの創出、マーケットの拡大等を通じてGXを加速し、脱炭素社会の実現、サステナブル・リカバリーの推進を図っています。
令和6年度は以下の7社が東京に進出しましたので、お知らせします。
※20の国と地域から59社の応募があり、有識者による審査を経て、支援対象企業を選定
都内進出企業の概要(アルファベット順)
企業名 | 国 | 事業概要 |
---|---|---|
BluWave(外部サイトへリンク) | カナダ | 独自に開発した再生可能エネルギーの発電量や電力の消費量を正確に予測するAIプラットフォームにより、より高度な需給調整を可能とし、企業の蓄電等への設備投資の最適化を促進する。 |
Circularise(外部サイトへリンク) | オランダ | ブロックチェーンを活用し、サプライチェーンにおけるCO2排出量等のデータを記録する電子タグ及び排出量測定における透明性と機密性を両立する台帳管理システムを開発した。 |
Eatron Technologies(外部サイトへリンク) | イギリス | バッテリーの劣化予測等を行うAI搭載ソフトウェアを開発した。これによりモビリティ領域など多用途で利用されるバッテリーの性能を最大限引き出すマネジメントを実現する。 |
Nyobolt(外部サイトへリンク) | イギリス | 独自の急速充電セル技術を用いた高エネルギー密度の小型バッテリーを開発した。これにより、バッテリーの充電能力の低下を抑えながら充電時間の大幅な短縮を実現する。 |
Tokamak Energy(外部サイトへリンク) | イギリス | 独自に開発した高性能高温超伝導(HTS)磁石により、1億度を超えるプラズマを生成可能な小型トカマク装置を開発した。これを応用し、クリーン・安全な核融合エネルギー発電の実現に向けた核融合炉を研究開発中。 |
Trevi Systems(外部サイトへリンク) | アメリカ | 独自に開発した正浸透技術を活用し、従来よりもサステナブルかつ効率的に海水の淡水化や濃縮を行う水処理システムを開発中。 |
Unravel Carbon(外部サイトへリンク) | シンガポール | AIを活用し、サプライチェーン全体の企業取引による温室効果ガス排出量をリアルタイムで測定するとともに、排出量削減可能な分野等を分析するソフトウェアを開発した。これにより、企業の温室効果ガス対策を支援する。 |
※詳細は都のホームページをご覧ください
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
「戦略11 スタートアップ都市・東京戦略」
「戦略12 稼ぐ東京・イノベーション戦略」
「戦略14 ゼロエミッション東京戦略」
記事ID:000-001-20250328-040969