- 報道発表資料
世界陸上、デフリンピック開催、ねんりんピックの成功へ 都が新たな スポーツ推進総合計画 を策定
スポーツを通じて幸福感を感じる都民、80%を目指す
|
|
東京都は、未来の東京を見据え、スポーツ振興の観点から東京都として目指すべきビジョンと、その実現に向けた基本方針及び施策展開の方向性を示すものとして、新たな「東京都スポーツ推進総合計画」を策定しましたので、お知らせします。
本計画を着実に前へ進め、本年開催される東京2025世界陸上・東京2025デフリンピックやその先の第39回ねんりんピックの成功と、更なるスポーツ推進につなげていきます。
計画のポイント
(1)都が初めて、スポーツを通じた幸福感の向上を達成指標化
- 都民のスポーツ実施率(量)に加え、スポーツを通じた幸福感(質)を重視
- 都民のウェルビーイング向上を実現
スポーツを通じて幸福感を感じている都民の割合
2024年度:70.0% ➡ 2035年度:80%
(2)「応援する」もスポーツに位置付け
- スポーツの参画方法「する」「みる」「支える」の入り口となる参画方法として「応援する」を位置付け
(3)DXにより政策効果を飛躍的に発展
- 世界陸上におけるバーチャルランの実施など、各政策にデジタル技術を取り入れ
- 障害者や高齢者の健康増進等に向けて、eスポーツを活用
(ねんりんピックの東京開催を契機としたシニアスポーツ振興にも活用)
(4)重点政策テーマとして、課題ごとに6つのプロジェクト(PJ)を設定し分野横断的に推進
- PJ.0 スポーツDXプロジェクト
- PJ.1 チルドレン・スポーツ・プロジェクト
- PJ.2 スポーツ・ダイバーシティ・プロジェクト
- PJ.3 TOKYOの魅力向上プロジェクト(国際大会)
- PJ.4 スポーツFACILITIESプロジェクト(スポーツ施設)
- PJ.5 支える担い手確保プロジェクト
1 基本理念
誰もがスポーツを楽しむ東京を実現し、一人ひとりのウェルビーイングを高め、社会を変革する
2 計画期間
令和7(2025)年度から令和12(2030)年度まで
3 計画の体系
4つの政策の柱を設定し、施策を展開
スポーツで 輝く
生涯を通じて、自らに合ったスポーツを楽しみ、健康・幸福に生きる
スポーツで つながる
スポーツを楽しむことを通じて、互いにつながり、相互理解が進む
スポーツで にぎわう
世界の人々が交わり、スポーツを楽しむことで、東京が活性化する
スポーツを 支える
安全・安心・信頼の地盤をつくり、スポーツの持続可能性を高める
4 達成指標
4つの政策の柱ごとに、2030年度、2035年度を目標とした14の達成指標を設定
主な達成指標 | (現状) 2024年度 |
(目標) 2030年度 |
(目標) 2035年度 |
---|---|---|---|
スポーツを通じて幸福感を感じている都民の割合 | 70.0% | 75% | 80% |
都民のスポーツ実施率 | 63.3% | 70% | 70%以上 |
障害のある都民のスポーツ実施率 | 46.6% | 50% | 50%以上 |
応援するスポーツチームや選手がいる都民の割合 | 40.6% | 50% | 60% |
1年間にスポーツを支える活動を行った都民の割合 | 17.3% | 20% | 20%以上 |
5 公表資料
以下の「スポーツTOKYOインフォメーション」からご覧いただけます。