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  6. 燃料電池(FC)車両導入費および燃料費支援
報道発表資料
産業労働局, 公益財団法人東京都環境公社

燃料電池(FC)車両導入費および燃料費への支援のお知らせ

新たにFCタクシーへの支援を新設します

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東京都は、エネルギーの安定供給の確保や脱炭素化に向けた取組として、都内における水素エネルギーの需要拡大・早期社会実装化を目指しています。
なかでも、走行距離が長い商用車両での水素活用は、運輸部門の脱炭素化と水素需要の拡大のために重要であり、新たにFCタクシーの車両導入費・燃料費補助を実施します。合わせて、FCトラック・FCバスの更なる普及促進に向けて、車両導入や燃料費の支援を拡充します。

1 支援内容

(1)基本補助

国補助等の額と合わせて同等仕様のディーゼル車両(またはLPガス車両)と同額で導入できるように支援を行います。また、水素エンジントラックの改造費用は国補助額を除いた額に3分の2をかけた額に対して支援を行います。

(2)上乗せ補助

以下条件のどちらかを満たす場合には、導入費支援の補助額を上乗せします。

  • 1)5年間でFC商用車を一定台数以上純増させる計画書を提出した場合(詳細は下表のとおり)
  • 2)都内の自らの営業所等に水素ステーションの整備または誘致を図り、商用の目的で運用する場合

(3)燃料費支援

水素燃料費の実費に対して、軽油(またはLPガス)相当額との燃料費差を支援します。

【補助上限額と上乗せ補助の条件台数について】

  1) 基本補助 2) 上乗せ補助 3) 燃料費
(年間)
大企業 中小企業 大・中小企業 条件台数
FCタクシー【新設】 370万円 240万円 大企業 5台
中小企業 3台
130万円
FC小型トラック【拡充】 1,300万円 2,600万円 3,400万円【注1】 大企業 【注2】
5台/10台 中小企業 3台
900万円
FC大型トラック【拡充】 5,600万円 9,600万円 1億1,500万円【注1】 2,880万円
水素エンジントラック
(改造費)【新設】
1,100万円 1,100万円 1,200万円
FCバス【拡充】 5,000万円 2,000万円 5台 【注3】

・導入費支援は国補助等の併給、初度登録日または改造日が令和7年4月1日以降の場合
【注1】 FC小型トラック・FC大型トラックの上乗せ補助の上限額は基本補助を含めた金額
【注2】 導入計画にFC大型トラックを含む場合は5台以上、含まない場合は10台以上
【注3】 FCバスの燃料費支援は別途、水素ステーションを通して支援を実施。詳細が決まり次第、3の申請受付窓口・制度詳細のホームページでお知らせします。

2 申請受付期間

  • (1)FCタクシーの導入費・燃料費支援、FCバスの導入費支援
    令和7年4月25日(金曜日)~令和8年3月31日(火曜日)
  • (2)FCトラック等の導入費・燃料費支援
    令和7年5月30日(金曜日)~令和8年3月31日(火曜日)

3 申請受付窓口・制度詳細

詳細が決まり次第、公益財団法人東京都環境公社 東京都地球温暖化防止活動推進センター(愛称:クール・ネット東京)のホームページでお知らせします。

本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略20 ゼロエミッション「水素エネルギーの社会実装化」

記事ID:000-001-20250331-041072