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報道発表資料
環境局, 公益財団法人東京都環境公社

次世代型ソーラーセルの開発を支援します!

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次世代型ソーラーセル社会実装推進事業開始のお知らせ

東京都では、電力のHTT「(H)へらす・(T)つくる・(T)ためる」をキーワードに、脱炭素社会の実現とエネルギーの安定確保に向けた取組を推進しています。「薄く、軽く、曲がる」という特徴を持った日本生まれの太陽電池である「次世代型ソーラーセル」の実用化に向け、開発事業者に対する支援を行いますので、お知らせします。

事業概要

次世代型ソーラーセルの早期実用化に向け、開発事業者が実施する実証事業の経費の一部を助成することで、社会実装の加速化を図る。

助成対象事業の要件

  • 都の地域特性を踏まえ、都内での次世代型ソーラーセルの普及に向けた課題抽出及び効果検証を行うもの
  • 助成対象事業の成果を都内で引き続き活用し、かつ、都内での早期社会実装に向けて取り組む計画を有するもの 等

助成金額

実証事業に要する経費(調査・設計費、設備費、工事費等)の3分の2の額
(上限額:4,000万円)

申請期間

令和7年4月1日~令和8年3月31日(申請総額が上限額に達した時点で終了)

予算額

1億2,000万円

申請受付窓口

(公財)東京都環境公社 東京都地球温暖化防止活動推進センター(クール・ネット東京)

事業ホームページ(外部サイトへリンク)

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次世代型ソーラーセルについて

ペロブスカイトと呼ばれる結晶構造を用いた太陽電池です。
シリコン系太陽電池に比べ、以下の特徴を有し、シリコン系太陽電池に対して高い競争力が期待されています。

  • 1)「薄く軽くフレキシブル」である為、設置対象の場所の範囲が広がる
  • 2)製造技術開発によって大量生産、製造コストの低下の可能性が有る
  • 3)日本発の技術であるほか、主原料のヨウ素は、世界産出量の約30%が日本国内産である

本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略20 ゼロエミッション「再生可能エネルギーの基幹エネルギー化」

記事ID:000-001-20250331-041106