- 報道発表資料
職場における熱中症対策強化に関する勉強会を開催します
東京都は2050東京戦略において「命を守る熱中症対策」を掲げ、エッセンシャルワーカー等の暑さ対策に取り組んでいます。
令和7年6月には、労働安全衛生規則の一部が改正され、職場における熱中症対策が義務化されます。
昨夏の東京の平均気温は平年より2.1度高く、また、全国の職場での熱中症による休業4日以上の業務上疾病者の数は、令和6年(2024年)には1,000人を超え、うち約30名が死亡しており、熱中症リスクが高い屋外労働者や高温環境下での作業従事者等のエッセンシャルワーカーの労働環境における対策が急務となっています。
そこで、都は、熱中症リスクを軽減し、安全な労働環境を確保するため、エッセンシャルワーカー等の事業者が適切な対策を講じるための知識や具体的な方法を学ぶことができる勉強会を開催しますので、お知らせします。
1 日時
令和7年5月19日(月曜日)13時30分〜16時15分
2 場所
都庁第二本庁舎10階201・202会議室
(対面・オンラインによるハイブリッド開催)
3 プログラム
- (1)主催者挨拶(13時30分〜13時40分)
- (2)職場における熱中症対策の義務化に関するお話(13時40分〜14時10分)
厚生労働省 労働基準局安全衛生部労働衛生課 中央労働衛生専門官 高松達朗 様- 内容 熱中症対策の義務化の背景、具体的な義務内容、罰則規定など
- (3)質疑応答(14時10分~14時25分)
- (4)東京都熱中症対策総合事業に関する説明(14時25分〜14時55分)
東京都環境局気候変動対策部環境都市づくり課長 吉野正禎- 内容 業界団体への熱中症対策アドバイザー派遣、熱中症対策ガイドライン策定補助などの東京都の取り組み
<休憩>(14時55分~15時00分)
- 内容 業界団体への熱中症対策アドバイザー派遣、熱中症対策ガイドライン策定補助などの東京都の取り組み
- (5)職場における熱中症対策の具体的な対策(15時00分〜16時00分)
独立行政法人労働者健康安全機構 労働安全衛生総合研究所
化学物質情報管理研究センター ばく露評価研究部長 齊藤宏之先生- 内容 具体的な熱中症対策方法、設備導入の支援、従業員教育の方法など
- (6)質疑応答(16時00分〜16時15分)
- (7)閉会
4 申込方法
参加を希望される方は、申込みフォーム(外部サイトへリンク)からご登録ください。
締切
対面で参加の場合 5月15日(木曜日)17時00分(先着100名)
オンラインで参加の場合 当日10時00分(先着100名)
参加費用
無料
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略20 ゼロエミッション「気候変動適応策の強化」