- 報道発表資料
教育庁
全都立学校で生成AIを活用した学習が始まります!
近年、生成AIが急速に広まってきている中、AI時代に必要な資質・能力の育成が急務になっています。
これまで東京都教育委員会では、「生成AI研究校」を令和5年度に9校、令和6年度に20校指定し、生成AIの効果的な活用について研究を深めてきました。
この成果を踏まえ、この度、全都立学校(256校、児童・生徒数約14万人)において生成AIを活用した学習を開始します。
1 導入するサービス「都立AI」の主な特徴
- 1)入力はAIに学習されず、不適切なやり取りのフィルタリングを行うなど、安全に利用可能。
- 2)様々なプロンプト(生成AIへの指示文)のテンプレートを用意し、簡単に利用可能。
※詳細は「都立学校生成AIサービス概要」(別紙1(PDF:601KB))を参照
2 全都立学校での導入にあたって作成した資料
教職員と児童・生徒が、安全かつ効果的に活用するため、これまでの「生成AI研究校」での成果を踏まえて、以下の教材等を新たに作成しました。
- 「都立学校生成AI利活用ガイドラインVer.1.0」(別紙2(PDF:1,394KB))
- 「生成AI研究校初回授業モデル指導案」(別紙3(PDF:799KB))
- 「生成AIについて学ぼう!」(別紙4(PDF:4,830KB))
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3 「生成AI研究校」の実習で扱ったテーマ例
1)ロボットの利点と欠点
ロボットの利点と欠点について生成AIを用いて様々な視点から見解を調べる。
2)俳句や笑い話の作成
生成AIに俳句や笑い話を作らせて、生成AIの得意分野と苦手分野を知る。
3)学校紹介動画の作成
学校紹介動画の作成にあたり、外部の人の知りたい情報を生成AIに案出しさせる。
ポータルサイト「とうきょうの情報教育(情報教育ポータル)」に指導事例や生成AIの活用事例を掲載しています。
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略3 教育DXで学びのアップデート
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