- 報道発表資料
中央防波堤外側埋立処分場におけるグリーン水素の製造施設の整備プロジェクトを都と共同で実施する事業者を募集します
東京都は、エネルギーの安定供給の確保や脱炭素化に向けた取組として、都内における水素エネルギーの需要拡大・早期社会実装化を目指しています。
特に、脱炭素社会の実現に向けては、再生可能エネルギー電力由来の水素(グリーン水素)の活用促進が重要であり、その利用と供給の拡大の取組を進めています。
この度、現在埋立が行われている中央防波堤外側埋立処分場(江東区)において、埋立終了までの期間を有効活用したメガワット級の太陽光発電設備を併設した大規模なグリーン水素製造施設の稼働に向け、施設整備に係る計画策定や基本設計等を都と共同で実施する事業者を募集しますので、お知らせいたします。
記
1 公募事業について
(1) 事業名
中央防波堤外側埋立処分場におけるグリーン水素の製造・利活用事業
(2) 事業の目的・内容
本事業では、太陽光発電設備、水電解水素発生設備及びその付帯設備並びに圧縮水素トレーラーや圧縮水素カードルで運搬するための高圧ガス製造設備を中央防波堤外側埋立処分場の東京港臨海道路北側に設置し、高品質な水素を大規模に安定的に製造・供給する施設を整備します。このことに向けて、計画策定や基本設計、各種資料作成等に関する業務を都と共同で実施します。
(3) 事業実施方法
- 提出された提案書及び審査会当日のプレゼンテーションを基に、都が設置する審査委員会で厳正に審査し、事業者を選定します。(1者。グループでの応募も可。)
- 選定された事業者と協定を締結した上で、事業を実施します。
(4) 実施期間
協定を締結した日から令和8年3月31日まで
(5) 東京都負担額
84,547,000円(消費税込)を上限として負担
2 公募のスケジュール
公募要領等の公表
令和7年5月12日(月曜日)午後2時00分
質問の受付
令和7年5月13日(火曜日)午前9時00分から令和7年5月19日(月曜日)午後5時00分まで
質問への回答
令和7年5月22日(木曜日)午後5時00分
提案書の提出
令和7年6月2日(月曜日)午前9時00分から令和7年6月6日(金曜日)午後5時00分まで
プレゼンテーション及び審査会
令和7年6月中旬(予定)
審査結果通知
令和7年6月中旬(予定)
※公募の詳細につきましては、産業労働局ホームページをご参照ください。
3 都内における大規模なグリーン水素製造について
東京都では、都内における1時間に100立法メートル(気温0度、大気圧状態における水素)を超える大規模なグリーン水素の製造プロジェクトとして、大田区京浜島でグリーン水素製造拠点(令和7年度中に一部稼働予定)の整備も行っており、本プロジェクトは第二例目となります。
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略20【ゼロエミッション】 「水素エネルギーの社会実装化」