- 報道発表資料
グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業(TIB CATAPULT) クラスターの募集を開始します!
東京都は、東京からイノベーションを巻き起こすことを目指し、スタートアップの一大支援拠点「Tokyo Innovation Base」(以下、「TIB」といいます。)を設置し、国内外のスタートアップやその支援者が集い、交流するプラットフォームとして運営しています。
TIBを起点に、成長可能性が高い技術や産業の分野を集中的に支援するため、令和6年度から「グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業(通称「TIB CATAPULT」)」を実施しています。この事業は、大企業や投資家など複数の事業者による共同体「イノベーションクラスター」が、それぞれの強みを生かして、グローバルなスタートアップを育てていくことを支援するものです。このたび、新たに本事業に参画するクラスターを募集しますので、お知らせします。
記
1 クラスターの募集
- 成長が見込まれる分野に焦点をあて、グローバルなスタートアップを育成する事業者の共同体「イノベーションクラスター」を公募します。
- 募集数は6者を予定しています。
- このうち、有力な海外支援機関(海外大学、海外アクセラレータ等)と連携し、グローバルスタンダードな支援を強力に行う1者を、「グローバル推進クラスター」に選定します。
2 スタートアップ支援の実施
- 採択された者は、東京都と協定を締結し、約2年8か月(予定)の期間で、複数の事業者が連携してスタートアップを発掘・育成するクラスターの形成に取り組むとともに、具体的な支援を実践します。
- 東京都はそれぞれの取組が着実に進むようサポートするとともに、先端技術の実装など、優れた事例の創出を促すため、成果指標の達成状況等に応じた協定金を支払います。
- 協定金額は以下のとおりです。
- クラスターへの協定金(6者採択)
最大3億円/3か年度 グローバル推進クラスターに対する加算協定金(6者のうち1者)
上記金額に以下の金額を加算最大3億円/3か年度
- クラスターへの協定金(6者採択)
- また、東京都はクラスターに対して、クラスター間のネットワーキングやメンタリングの機会の提供等の支援を実施します。
3 募集期間
令和7年5月27日(火曜日)から同年6月16日(月曜日)17時00分まで
4 今後のスケジュール(予定)
令和7年7月
採択クラスター決定・協定締結
令和7年8月
各クラスターの取組及び支援の開始
5 その他
- 本事業の実施期間は令和9年度末までを予定しています。
- 募集の詳細や申込方法については、「グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業クラスター公募要項」をご確認ください。公募要項及びその他応募に必要な書類の様式は、本事業のホームページに掲載しています。
- 事業イメージ及び令和6年度採択クラスターはこちら(PDF:3,381KB)をご参照ください。
参考:スキーム図・ビジネスや技術の領域の例
“TIB CATAPULT”とは
CATAPULTとは、射出装置を意味する言葉です。TIBとつながる様々なクラスターから、スタートアップが世界に勢いよく飛び出していく土台をつくりたいという思いから、“TIB CATAPULT”と名づけました。
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略10 スタートアップ「世界で活躍するスタートアップを育成」