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報道発表資料
建設局,(公財)東京動物園協会

都立動物園・水族園からのお知らせ 第5号

今年度第5回の都立動物園・水族園のイベント情報を下記のとおりお知らせします。

恩賜上野動物園

1.「動物愛護に関する標語」を募集します!

多摩動物公園

2.多摩動物公園のスカイウォーク20周年記念講演会

井の頭自然文化園

3.水生物館特設展 「川ガキ、しってる? 水辺で遊ぶ子どもたち 村山嘉昭写真展」開催

恩賜上野動物園

1.「動物愛護に関する標語」を募集します!

恩賜上野動物園(園長 福田豊)では、動物愛護週間(9月20日(土曜日)~9月26日(金曜日))に向けた行事の一環として、「動物愛護に関する標語」を募集しますのでお知らせします。

募集期間

令和7年7月1日(火曜日)~7月31日(木曜日)

募集内容

動物愛護を題材にした標語(形式は自由)

応募資格

どなたでも応募できます

応募方法

園内の無料休憩所(東園、西園 各1か所)に設置する応募箱に備え付けてある応募用紙に必要事項を記入し、応募箱に投函してください。

写真1
標語の応募箱

※休園日には応募ができませんのでご注意ください。
※ご応募の際ご提供いただいた個人情報は、当該イベントに関するご連絡のみに使用します。
また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

入選者発表

  1. 入選作品(優秀作5点、佳作7点)を選出し、8月8日(金曜日)までに入選者に直接通知します。
    また、入選者には記念品を差し上げます。
  2. 入選作品及び入選者の住所(都道府県まで)・氏名・年齢を、上野動物園公式ホームページ(東京ズーネット(外部サイトへリンク))に掲載するほか、園内にも掲示します。
  3. 優秀作については、(公社)日本動物園水族館協会が動物愛護週間行事として行う「第50回動物愛護に関する標語コンクール」全国中央審査に提出します。今回のコンクールでは、第50回を記念して特別賞が設けられる予定です。
    中央審査の結果、50回記念特別賞(仮)を受賞した場合は、上記協会から賞状と記念品(仮)が贈呈されます。また、環境大臣賞、金賞、銀賞を受賞した場合は、賞状とメダルが贈呈されます。選外となった作品についても、参加賞バッジが贈呈されます。

その他

入選作品の版権は(公財)東京動物園協会に帰属し、中央審査にて受賞した作品は(公社)日本動物園水族館協会に帰属します。
以下の場合、応募を無効とすることがありますのでご注意ください。

  1. 1作品を2園以上で応募した場合。また、明らかに同作品(漢字とひらがなに書き分ける等)と分かった場合も同様です。
  2. 他人の名前を使って応募したことが発覚した場合。

参考

令和6年の応募総数 124点

令和6年の優秀作品 5点

  • どうぶつと ずっとなかよく くらしたい
  • 人間 動物 同じ地球で 暮らす 仲間たち
  • いきものと たのしいみらい 作ろうよ
  • いきものは みんなちがうよ こせいいろいろ
  • できる事から始めよう 現在、そして未来の動物を守るために

多摩動物公園

2.多摩動物公園のスカイウォーク20周年記念講演会

多摩動物公園(園長 渡部浩文)では、平成17年に新オランウータン展示施設が完成し、「スカイウォーク」の展示が始まりました。今年でスカイウォーク完成から20周年を迎えることを記念して、講演会を実施します。

写真2
スカイウォークを渡るオランウータン

日時

令和7年8月17日(日曜日)
13時30分~15時20分
※終了時間が前後する場合があります。

場所

多摩動物公園ウォッチングセンター動物ホール

対象

小学4年生以上

定員

100名 ※事前申込制、応募者多数の場合は抽選

講師

黒鳥英俊(くろとりひでとし) 氏
(認定NPO法人ボルネオ保全トラスト・ジャパン理事長、日本オランウータン・リサーチセンター代表理事)

内容

  • 講演1「プロジェクト スカイウォーク」
  • 講演2「オランウータンのふるさとはボルネオの森」

要旨

令和7年4月にスカイウォークが20周年を迎えました。完成当初はオランウータンが渡らないなど、多くのハプニングがありました。今回は、当時のエピソードなど交えながら、どのようにこの施設が利用されてきたかについてお話をいたします。また、5月には、当園で半世紀以上を過ごしたオランウータンのオス、「キュー」の本を発行しました。キューは幼児期に現地から連れてこられ、日本で保護され来園しましたが、この間、キューのふるさとであるボルネオでは、今ではオランウータンが住めないほど開発が進んでいます。この現状を皆さんに知っていただき、どのように動物園からサポートすべきか、そして私たちもどうすれば森を守り共存できるかを一緒に考えてみたいと思います。

写真3
黒鳥英俊氏とオランウータンの「キュー」

黒鳥氏プロフィール

北海道函館市出身。茨城大学農学部を卒業し、千葉大学大学院を修了する。入都後、恩賜上野動物園、多摩動物公園、葛西臨海水族園などで30年以上にわたり、大型類人猿を中心に飼育を担当する。その間、ゴリラの共同繁殖のほか、ゴリラ舎やオランウータン舎などの工事に携わる。その後、上野動物園の教育普及部門に移り、教育普及活動を担当する傍らで、大学などで教鞭をとる。また、大学の研究所でオランウータンの研究を続けていたが、動物園を退職後、急激に悪化する生息地の現状を目の当たりにし、一転して現地での保全活動に力を注ぐようになり、現在に至っている。

応募方法

多摩動物公園公式ホームページ(東京ズーネット(外部サイトへリンク))の受付フォーム(外部サイトへリンク)からお申し込みください。
お申し込みの際は、@tokyo-zoo.net及び@kintoneapp.comからのEメールを受信できるよう、迷惑メールフィルターやメールソフトを設定してください。特に携帯電話からお申し込みの方はご注意ください。
なお、お申し込み後に自動返信メールが届かない場合は、多摩動物公園 教育普及係までご連絡ください。

QRコードの画像1
受付フォーム

問い合わせ先

多摩動物公園教育普及係
電話 042-591-1611(代表)
※受付時間は9時30分〜17時00分

締切

令和7年7月19日(土曜日)送信分まで有効
※応募はひとり1回に限ります。また、1回につき4名分まで応募できます。
同じ応募者による複数回の応募はすべて無効となりますのでご注意ください。
※応募者多数の場合は抽選とし、当落に関わらず7月25日(金曜日)までにEメールでお知らせします。
※お申し込みの際ご提供いただいた個人情報は、当該プログラムに関するご連絡のみに使用します。また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

井の頭自然文化園

3.水生物館特設展「川ガキ、しってる? 水辺で遊ぶ子どもたち 村山嘉昭写真展」開催

井の頭自然文化園(園長 杉野隆)では、村山嘉昭(むらやまよしあき)氏による「川ガキ、しってる? 水辺で遊ぶ子どもたち 村山嘉昭写真展」を開催します。
当園の水生物園(分園)にある水生物館では、都内の河川環境と、それぞれの環境に生息する生きものの展示を行っています。今夏、写真家・村山嘉昭氏の協力により、水生物館では「川ガキ」の写真展を開催します。「川ガキ」とは水辺を遊び場とする子どものことを呼び、かつては、日本の川であたり前に見られる存在でした。本写真展では、村山氏が日本各地の水辺で長年にわたって撮影してきた生き生きとした「川ガキ」の姿を通し、水辺や自然にふれることの楽しさや魅力を伝えます。

写真4
特設展イメージビジュアル
写真5
村山氏撮影
写真6
村山氏撮影

期間

令和7年7月21日(月曜日・祝日)~令和7年8月31日(日曜日) 9時30分~16時45分

場所

井の頭自然文化園 水生物園(分園)水生物館特設展会場

出展

村山嘉昭氏(ホームページ(外部サイトへリンク)

村山氏からのコメント

水辺を日常的な遊び場にしている子どものことを私は親しみを込めて「川ガキ」と呼んでいます。川ガキは自宅から水着姿のまま水辺へ向かい、魚などを追いかけ、友だちやきょうだいと泳いだりして遊んでいます。どの子もはちきれんばかりの笑顔をしているのが特徴で、川ガキが〝生息〟する地域では、そこに暮らす大人たちも水辺に関心がある傾向にあります。水辺遊びの楽しさを知るだけでなく、どこが危ないかを地域が知り、見守っていたりするのです。
かつては至るところで姿を見かけた川ガキですが、近年はその存在が貴重に思えるほど全国的に減少傾向にあります。水質悪化や河川開発の環境変化も減少要因のひとつですが、水辺を必要以上に危険視する社会の風潮が絶滅に拍車をかけていると、私は考えています。川から人が遠ざかり、水辺を含む自然環境に無関心になればなるほど、川ガキは姿を消していくのです。
青空を映して流れる川面には、セミの鳴き声をかき消すような笑い声が良く似合います。水しぶきを上げながら自然の中で遊ぶ川ガキの姿は、未来へ残したい大切な日本の原風景。川ガキを絶滅させないためにも、身近な水辺環境に関心を向けて欲しいと思っています。

村山氏プロフィール

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村山嘉昭氏

1971年、神奈川県横浜市に生まれる。農業出版社の写真部勤務を経て、2005年からフリーランスとして独立。2017年に都内から徳島県徳島市へ移住。
2000年から個展「川ガキのいるところ」を全国各地で開催しているほか、多くの写真展を行う。
主な著作は『川ガキ(飛鳥新社、2012年)』『石木川のほとりにて 13家族の物語(パタゴニア、2016年)』『サバニ 旅をする舟(海想、2016年)』など。

個人情報の取扱いについて

イベント等のお申込みの際にいただいた個人情報については、該当イベントのご案内以外に使用しないものとします。また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。

※別紙 ご案内(PDF:305KB)

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