- 報道発表資料
東京都の支援事業を活用してカスタマーハラスメント防止対策を推進しましょう!
東京都では、令和7年4月1日から「東京都カスタマー・ハラスメント防止条例」が施行されました。
顧客等と働く全ての人が対等な立場に立って、お互いに尊重し合う公正で持続可能な社会を目指し、団体や企業等におけるカスタマーハラスメント防止対策を推進するため、奨励金をはじめとした様々な支援を実施していきます。ぜひご活用ください。
奨励金
1)企業向け奨励金
※6月30日募集開始
条例施行日(令和7年4月1日)以降、マニュアルを作成し、実践的なカスハラ防止対策を行った企業等に対し、奨励金を支給します。(以下詳細)
2)団体向け奨励金
※6月30日募集開始
会員企業等及びその従業員向けに防止対策の体制を整備【注】した場合に、奨励金を支給します。(以下詳細)
【注】申請し、都が交付決定した取組が対象です。
セミナー・コンサルティング
3)団体・企業向けセミナー
費用無料
※6月30日 第1回セミナー募集開始
カスハラの未然防止や発生時の対応等に関するセミナーを実施します。
※第2回以降のセミナーの情報や申込開始日は、ホームページでお知らせします。
第1回
日時
7月31日(木曜日)
14時00分~16時00分
内容
<基礎編>
カスタマーハラスメントに係る基礎知識と企業の取組
開催方法
オンラインライブ配信
申込期限
7月28日(月曜日)
登壇者
- 原昌登氏(成蹊大学法学部教授、東京都カスタマー・ハラスメント防止対策推進会議委員)
- 稲尾和泉氏(株式会社クオレ・シー・キューブ取締役)
4)団体向けコンサルティング
費用無料
※6月30日募集開始
業界団体に対して、専門家派遣を通じた会員向けの防止対策マニュアルの作成を支援します。(最大5回派遣)
コンサルティング事業の流れ
- (1)お申込みいただいた業界団体に対し、マニュアル作成に向けて、現状や業界特有の課題などをヒアリングします。
- (2)業界団体の実情に応じた最適な専門家等を派遣し、マニュアルの作成に関する助言等を行います。
セミナー、コンサルの詳細・お申込みは、カスタマーハラスメント防止対策推進事業ホームページをご覧ください。
1)企業向け奨励金(詳細)
1 概要
対象
都内中小企業等(常時雇用する従業員300人以下)
主な要件(取組)
- (1)カスタマーハラスメント対策マニュアルの作成
- (2)以下1)~3)いずれかひとつの対象の取組の実施
- 1)録音・録画環境の整備
- 2)AIを活用したシステム等の導入
- 3)外部人材の活用
奨励金額
40万円(定額)
2 受付期間等
第1回受付期間
令和7年6月30日(月曜日)から8月8日(金曜日)まで
※令和7年度の申請受付は、年3回実施する予定です。
※予定件数を超えた場合は、申請受付期間内でも受付を終了します。
※第2回以降の受付は、ホームページでお知らせします。
募集規模
各回1,000件
3 申請方法等
奨励金特設ホームページ(外部サイトへリンク)に掲載されている募集要項等をご確認の上、ご申請ください。
2)団体向け奨励金(詳細)
1 概要
対象
都内業界団体等(都内を活動範囲とし、都内に住所または主たる事務所があること)
規模
30件
主な要件(取組)
- (1)会員企業等へ向けたカスハラ基本方針の策定・周知(20万円)
- (2)会員企業等の防止対策をサポートする相談窓口の設置(40万円)
- (3)カスハラ防止対策に関する研修の実施 (20万円)
- (4)カスハラ防止対策に資する外部人材等の活用(20万円)
奨励金額
100万円(最大)
2 受付期間等
事前エントリー期間
令和7年6月30日(月曜日)から7月25日(金曜日)まで
※エントリー締切後、申請者多数の場合は抽選を行います。
申請書類提出期間
事前エントリー結果通知後から令和7年8月29日(金曜日)まで
3 申請方法等
「TOKYOはたらくネット」から事前エントリーが必要です。
同ホームページに掲載されている募集要項等をご確認の上、ご申請ください。
条例の普及啓発の取組について
条例で定める相互尊重の理念を分かりやすく伝えるため、新たにロゴ及びフレーズを作成しました。
テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」のキャラクターも活用し、ポスターやリーフレット等による普及啓発を順次実施していきます。
オリジナルキャラクター
カスハラのない社会を目指しているカスハラの専門家「思いやり先生」も各種コンテンツに登場
各種コンテンツ等の詳細については「TOKYOノーカスハラ支援ナビ」をご参照ください。
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略6 働き方「安心して働ける労働環境の整備」