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  6. 東京都指定管理者の管理運営状況評価結果を公表
報道発表資料
総務局

令和6年度東京都指定管理者の管理運営状況評価結果の公表について

令和6年度の東京都指定管理者による公の施設の管理運営状況について、施設を所管する各局等による評価結果がまとまりましたので、お知らせいたします。

1 評価の目的

本評価は、管理の履行状況、安全管理、法令遵守、サービスの利用状況、利用者満足度、行政目的の達成といった観点から、指定管理者の業務実施状況等について第三者の視点を含めた評価を行い、その結果を今後の管理運営業務に反映していくことで都民サービスの向上を図っていくことを目的としています。

2 評価の方法

毎年度、施設を所管する都の各局等が、指定管理者が提出した履行確認書・事業報告書の確認・分析、利用者アンケート等による外部意見の把握、指定管理者へのヒアリング、実地調査等を実施した上で一次評価を行います。
その結果を踏まえ、外部委員により構成される評価委員会で行う二次評価の結果に基づき、各局等が総合評価を決定します。

3 評価対象施設数

213施設 ※都営住宅等は1施設として扱っています。

4 評価結果

  • 評価区分S:21施設 管理運営が優良であり、特筆すべき実績・成果がある
  • 評価区分A:86施設 管理運営が良好であり、様々な点で優れた取組がある
  • 評価区分B:105施設 管理運営が良好である
  • 評価区分C:1施設 管理運営に良好でない点がある

※詳細は別紙(PDF:160KB)参照

5 評価結果の活用

本評価は、指定管理者が優れている点、改善すべき点を認識し、日常業務のチェックや改善に継続的に取り組んでいくことを促す取組です。また、次期の指定管理者を公募選定する際に、評価の実績を反映する仕組みがあります。
今後とも評価の適正性・客観性を確保しつつ、評価結果を踏まえた適正な施設の管理運営を進め、都民サービスの向上に取り組んでいきます。

6 主な取組事例

(1)東京都庭園美術館(生活文化局)

「そこに光が降りてくる」などの企画展では、会場構成に工夫を凝らし、アール・デコの装飾空間と一体となって作品と向き合う庭園美術館ならではの鑑賞体験を提供した。また、近隣の店舗等が出店する「庭園マルシェ」や美術館の緑豊かな芝庭を活用した「庭園能」など、来館者が楽しめるイベントを充実させた。

(2)カヌー・スラロームセンター(スポーツ推進本部)

「安全」と「遊び」を同時に体験できる親子向けの水難事故防止イベントや、日中に加えて新たに日没後のラフティングツアーを実施するなど、施設の多目的利用を積極的に進めた。また、TV番組やMV撮影などのロケ利用の相談は昨年度に引き続き増加し、それに伴い営業時間外での対応や、様々な撮影内容の要望も増えているが、柔軟に対応し利用につなげた。

(3)大神山公園(建設局)

耐候性ネットとサンゴダストを活用したウミガメ迷走防止堤の改良を実施し、希少種であるウミガメ保全に大きく貢献。また、樹木点検アプリの導入により、GPSによる位置情報の共有や樹木医によるリアルタイムの確認等が可能となり、小笠原という離れた環境においても点検と診断のレベルを下げることなく、樹木管理の効率化を推進した。

7 施設別の評価結果について

今回、評価を実施した各施設(213施設)の評価結果については、以下のホームページからご覧ください。

総務局総務部グループ経営戦略課のホームページでも、各施設の一次評価・二次評価を含めた評価結果を局別にご覧いただけます。 

記事ID:000-001-20250924-043459