- 報道発表資料
10月の脳卒中月間にあわせて「脳卒中シンポジウム」やライトアップを実施します
脳卒中は、「脳」の血管が、詰まったり破れたりすることで、急に脳の一部の働きが悪くなり、それによって急に身体の働きが悪くなる病気の総称です。近年の日本人の死因の第4位【注】となっていますが、運動不足、不適切な食生活、喫煙等の生活習慣や肥満等の健康状態に端を発して発症するため、生活習慣の改善によって予防が可能です。
また、脳卒中が疑われる時は、素早い対応で治療につなげることで、命が救われ、後遺症を減らすといわれており、周囲の方が脳卒中の症状や対応などを知っておくことが重要です。
東京都は、10月の「脳卒中月間」にあわせて、ひろく都民の方に脳卒中について知っていただくため、シンポジウムや都庁舎のライトアップなどを行います。
【注】出典:厚生労働省「令和6年(2024)人口動態統計」
脳卒中月間
- 2006年10月、南アフリカ共和国ケープタウンで開催された脳卒中国際会議で、世界脳卒中機構が結成されました。これを記念し、毎年10月29日を「世界脳卒中デー(World Stroke Day)」とすることが宣言されました。
- あわせて、日本脳卒中協会が、毎年10月を脳卒中月間と定めています。
月間の取組
1 脳卒中シンポジウムの実施
(1)テーマ
未来に向けて安心をつなぐ 脳卒中の最新情報 予防・治療からリハビリまで
(2)開催日及び会場
日時
令和7年10月25日(土曜日) 午後2時00分から午後4時00分まで
会場
東京都庁 都議会議事堂1階 都民ホール
(3)内容
都民の皆様に、脳卒中の予防から万が一なってしまった後のリハビリまで、最新の情報に触れて理解を深めていただくことを目的に、専門家や脳卒中経験者が講演します。
(4)申込方法
ホームページ(外部サイトへリンク)又はQRコードからお申し込みください。
2 都庁舎等のライトアップの実施
世界脳卒中機構のシンボルカラーである「インディゴブルー」にあわせ、「青色」にライトアップします。
(1)東京都庁第一本庁舎
期間
10月20日(月曜日)から10月24日(金曜日)まで17時30分から21時25分まで
(ただし、プロジェクションマッピング上映時間は除く。)
(2)隅田川橋梁群
期間
10月29日(水曜日)日没の15分後から23時00分まで
3 パネル展の開催
脳卒中の予防・対応に関するパネル展を開催します。
場所
東京都庁第一本庁舎1階中央スペース
期間
10月24日(金曜日)から10月30日(木曜日)まで
4 デジタルサイネージでの普及啓発画像の放映
新宿駅西口デジタルサイネージ(4号街路デジタルサイネージ)で普及啓発画像を放映します。
期間
10月1日(水曜日)から10月31日(金曜日)まで
参考 ポータルサイト「とうきょう脳卒中・心臓病ガイド」について
脳卒中について、詳しく知りたいときは、東京都の専用ホームページ「とうきょう脳卒中・心臓病ガイド」をご覧ください。
症状や治療、リハビリテーション、医療機関の情報、相談窓口、介護、福祉、就労等の支援制度などについて、まとめたホームページです。