- 報道発表資料
東京都 国際文化芸術祭 開催発表 秋冬の東京を舞台に都市の魅力を描く
東京都は2026年から、秋冬の東京を舞台に、都市の魅力を描く【注】国際文化芸術祭を開催します。
世界の都市総合力ランキング2024(一般財団法人 森記念財団)で、東京は「文化イベント開催件数」で世界トップに立つ一方、文化・交流部門ではロンドンやパリを追いかける立場にあります。
本芸術祭は、東京の多彩な催しを結び合わせて価値の連鎖を生み出し、新たなアートシティ像を描きながら、都市・東京の魅力を際立たせる取組です。
イベントが集積する地域をコアエリアに設定しながら、都内各地のプログラムとも連携することで、多様な地域と国内外の多くの人を巻き込む、東京ならではの新たな祭典としていきます。
【注】正式名称は別途発表します。
開催時期
2026年10月から12月まで
対象分野
現代アート、舞台・演劇、音楽、映像、エンターテインメント、イルミネーションや街なかでのプログラムなど
コアエリア
臨海エリア
- 水辺の広がりと臨場感が東京の魅力を引き立てるエリア。
- 国際美術展を同時期に開催予定のほか、お台場周辺の公園を中心に多彩なプログラムが展開。
代々木・渋谷エリア
- 若者文化やファッション、クリエイティブが集まる日本を代表するカルチャー発信地。エリアのシンボルとなる代々木公園の噴水エリア周辺は水と光の演出を楽しめる新たな空間へリニューアル中。
日比谷・丸の内エリア
- 高層ビル群と緑・自然が調和する洗練された都市空間。
- 日比谷公園のアートイベントや日比谷・丸の内・銀座のイルミネーションが織りなす光と芸術が響き合う舞台へ。
コアエリアでは、エリアを印象付けるアートやエンターテインメント企画で期待感と話題性を醸成しつつ、一体的なプロモーションと祝祭感あるシティドレッシングで、回遊性や文化体験の連続性を高めます。
※写真はイメージです
連携プログラム
東京舞台芸術祭、大名庭園や橋梁のライトアップ、2026年春に再開館する江戸東京博物館など都内各地の官民様々なプログラムや施設と連携し、一体となって芸術祭を盛り上げます。
実施体制
主催
- 東京都
- 東京国際芸術祭実行委員会(委員長 青柳正規)
監修・企画提案
東京芸術文化評議会(芸術文化プロモーション部会 ※下記参照)
企画・制作
株式会社アブストラクトエンジン/パノラマティクス(代表 齋藤精一)
関係局
産業労働局、建設局、港湾局、都市整備局、環境局、スタートアップ戦略推進本部 など
実行委員長
青柳正規
(東京大学名誉教授、アーツカウンシル東京機構長)
企画・制作
齋藤精一
(パノラマティクス 主宰)
芸術文化プロモーション部会
部会長
秋元康
(作詞家)
美術
片岡真実
(森美術館館長国立アートリサーチセンター センター長)
舞台芸術
宮城聰
(演出家、SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督静岡県コンベンションアーツセンターグランシップ館長)
音楽
山田和樹
(バーミンガム市交響楽団音楽監督、モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督兼音楽監督)
音楽
(作編曲家、音楽プロデューサー)
国際交流
(ブリティッシュ・カウンシル東アジア地域アーツ部門ディレクター)
今後も本芸術祭での企画や連携するプログラムなど、新しい情報をお知らせします。
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略15 文化・エンタメ「芸術文化で躍動する都市東京を実現」