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  6. 令和6年度都内公立学校児童生徒の問題行動・不登校等の実態
報道発表資料
教育庁

「令和6年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」について

1 調査の趣旨

本調査は、東京都の公立小学校、中学校、義務教育学校、中等教育学校、高等学校、特別支援学校を対象として、令和6年度における「暴力行為」「いじめ」「長期欠席者」「高等学校における中途退学者」等の実態を把握するために実施したものです。

2 調査対象学校数

  • 小学校 1,269校(義務教育学校前期課程を含む。)
  • 中学校 622校(義務教育学校後期課程、中等教育学校前期課程を含む。)
  • 高等学校 192校(中等教育学校後期課程を含む。)
  • 特別支援学校 64校

3 調査内容及び結果

  • (1)小学校・中学校・高等学校における暴力行為の状況
  • (2)小学校・中学校・高等学校・特別支援学校におけるいじめの状況
  • (3)小学校・中学校における長期欠席の状況
  • (4)高等学校における長期欠席の状況
  • (5)高等学校における中途退学者数等の状況
  • (6)小学校・中学校・高等学校における自殺の状況
  • (7)出席停止の措置の状況

4 主なポイント

  • 暴力行為の発生件数は3,955件であり、令和5年度と比べ、623件増加した。小学校では454件、中学校では164件増加し、高等学校では5件増加している。
  • いじめの認知件数は、令和5年度と比べ7,727件増加となる77,479件であり、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校で増加している。3月31日時点のいじめの解消率は76.6%であり、前年度と比べ、小学校、中学校、高等学校で低下し、特別支援学校で上昇している。
  • 小・中学校における長期欠席者のうち、不登校児童・生徒数は小学校13,296人、中学校18,039人であり、前年度と比べ、小学校で21人増加し、中学校で412人減少した。不登校出現率は小学校2.22%、中学校7.68%であり、令和5年度と比べ、小学校で上昇し、中学校で低下している。学校復帰率は小学校31.6%、中学校25.2%であり、前年度と比べ、小・中学校ともに低下している。
  • 高等学校における長期欠席者数は6,506人であり、令和5年度と比べ、全日制で159人、定時制で81人減少している。中途退学者数は2,217人であり、全日制で1,259人、定時制で722人、通信制で236人であった。

各項目の詳細は、別紙「「令和6年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」について(概要版)」(PDF:1,621KB)及び資料「「令和6年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」について」(PDF:12,654KB)のとおりです。

記事ID:000-001-20251030-044062