- 報道発表資料
東京都エイズ予防月間 ねえ、知ってる?HIV/エイズのこと
HIV/エイズの治療は進歩を遂げており、治療を継続することで感染前と変わらない生活を送ることができ、大切な人への感染も防ぐことができます。
東京都は、12月1日の「世界エイズデー」を中心とした11月16日から12月15日までを、「東京都エイズ予防月間」とし、HIV/エイズの最新の正しい知識を広く知っていただく取組を実施します。
匿名・無料検査や「U=U」といった新しい知識など、HIV/エイズの正しい知識の普及を通じて、予防や早期発見につなげ、HIV陽性者への偏見・差別のない社会づくりを目指します。
1 公共施設、交通機関等でのポスター等による広報
「ねえ、知ってる?HIVのこと」をキャッチフレーズにしたポスター等を掲示し、日常生活(せき・くしゃみ、トイレなど)ではHIV感染しないことなど正しい知識を広報します。
ポスター掲出箇所
都内の保健所、図書館、学校・大学、医療機関、薬局、大規模事業所等
その他
都営交通の車内広告や東京メトロの駅掲示板、西新宿や都庁舎でのデジタルサイネージ等
2 HIV・梅毒検査(匿名・無料)の拡充
HIV検査は、都内の保健所や検査・相談室で、年間を通じて匿名・無料で受けることができます。月間期間中は、体制を拡充して実施します。
詳細のリーフレットはこちら(PDF:1,186KB)
(1)保健所
21会場でHIVや梅毒の即日検査・通常検査【注】の実施日を追加します。
休日・夜間の検査日もあります。
【注】検査には、結果が当日に分かる「即日検査」と、1週間後に分かる「通常検査」があります。
(2)東京都新宿東口検査・相談室(新宿区歌舞伎町)
通常のHIV・梅毒の検査にクラミジア・淋菌を追加し、受付数を拡充します。
3 シティドレッシング(啓発フラッグの掲出)
HIV流行終息に向け、国連合同エイズ計画(UNAIDS)が世界共通のビジョンとしている「HIVの新たな感染ゼロ」、「差別と偏見ゼロ」、「エイズ関連死者ゼロ」の「ゼロ」を配置した6種類のフラッグを掲げます。
掲出場所・期間
(1)都庁前中央通り
令和7年11月16日(日曜日)から12月8日(月曜日)まで
(2)新宿二丁目仲通り
令和7年11月18日(火曜日)から12月2日(火曜日)まで
4 啓発イベント・講習会の実施
(1)エイズフェス2025「START by KNOWING 知ることからはじめよう HIVとエイズのこと」
若者主体で作り上げる啓発イベントを実施します。
若者に人気のインフルエンサーと観客参加型のクイズセッション、体験型ブースで、HIV/エイズ、梅毒の最新情報に触れることができます。
日時
令和7年11月29日(土曜日)
13時00分から16時00分まで
場所
中池袋公園(豊島区東池袋1-16-1)
出演者等はリーフレット(PDF:4,810KB)をご参照下さい。
(2)医療機関・福祉施設等向け講習会「HIV/エイズの基礎知識と長期療養支援 高齢者施設への転院事例を通して」
HIV陽性者が高齢化し療養支援が課題となっていることから、地域の一般医療・福祉サービス等従事者に、診療やサービス提供に役立てていただくための、「HIV/エイズ症例懇話会」を開催します。
方法
集合(都庁第二本庁舎1階2庁ホール)・オンライン併用方式(事前申込制)
日時
令和7年12月10日(水曜日)18時00分から20時30分まで
講師
都立駒込病院感染症科 医師 今村顕史(いまむらあきふみ)先生ほか
5 都庁舎でのパネル展示の実施
HIV/エイズの最新の正しい知識や、検査・相談室の紹介などについてパネル展示します。
期間
令和7年11月29日(土曜日)から12月1日(月曜日)まで
場所
都庁第一本庁舎1階中央アートワークスペース
6 都施設のライトアップの実施
HIV/エイズに対する理解と支援のシンボルである「レッドリボン」にちなみ、都施設を赤色にライトアップします。
1)都庁第一本庁舎
期間
令和7年12月1日(月曜日)から12月9日(火曜日)まで
17時00分から21時45分まで(プロジェクションマッピング上映時間は除く。)
2)隅田川に架かる橋梁群
築地大橋のアーチやその他の橋梁の欄干をライトアップします。
期間
令和7年12月1日(月曜日)
日没15分後から23時00分まで
予防月間中の主な取組
取組の詳細については、エイズ予防月間のホームページをご覧ください。
※別紙 参考1(PDF:504KB)
※別紙 参考2(PDF:467KB)