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  6. 「世界薬剤耐性(AMR)啓発週間」における普及啓発
報道発表資料
保健医療局

「世界薬剤耐性(AMR)啓発週間」における普及啓発を行います 抗菌薬を正しく使い、薬が効かない感染症を防ぎましょう

「薬剤耐性」とは、特定の種類の抗菌薬が効きにくくなる、又は効かなくなることをいい、薬剤耐性を得た細菌を「薬剤耐性菌」といいます。抗菌薬を医師の処方どおりに使用せず、自己判断で服用したりしなかったりすると、「薬剤耐性菌」が出現する可能性が高くなります。薬剤耐性菌が増えると、抗菌薬が効かなくなることから、感染症の治療が難しくなります。
世界保健機関(WHO)は今年10月、2023年に検査で確認された細菌感染症の6件に1件は、薬剤耐性菌によって引き起こされたと明らかにし、薬剤耐性菌の拡大について、世界の医療や保健の深刻な脅威と警告しています。
こうした薬剤耐性の問題を広く知っていただくため、都は、今年度初めて11月の「世界薬剤耐性(AMR)啓発週間」に合わせて普及啓発の取組を実施します。

参考 「世界薬剤耐性(AMR)啓発週間」とは

WHOは、毎年11月18日から24日を「世界薬剤耐性(AMR)啓発週間」と定め、AMRに対する意識向上と理解促進に向けたキャンペーンを行っています。
日本政府も平成28年度から毎年11月を「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」として定め、薬剤耐性に関する全国的な普及啓発活動を推進しています。

期間中の取組

(1)ポスター展示、グッズ配布等

国立健康危機管理研究機構(JIHS)AMR臨床リファレンスセンターと連携し、都庁第一本庁舎1階中央アートワークスペースにおいて、啓発ポスターの展示等を実施します。

写真1
展示イメージ

期間

令和7年11月20日(木曜日)から11月21日(金曜日)

資材の画像
配布啓発資材(一例)
AMR臨床リファレンスセンターより
(C)清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction

(2)隅田川橋梁群のライトアップ

令和7年11月20日(木曜日)に、隅田川に架かる10の橋をWHOの「世界薬剤耐性(AMR)啓発週間」グローバルカラーキャンペーンのカラーである青色にライトアップします。

写真2
ライトアップイメージ

時間

日没の15分後から23時00分

(3)薬剤耐性(AMR)対策ホームページの公表

主な掲載内容

  • 薬剤耐性(AMR:Antimicrobial Resistance)とは
  • 感染症と細菌、ウイルス等
  • 薬剤耐性菌を増やさないために
  • Q&A 等

公開

令和7年11月10日(月曜日)14時00分

薬剤耐性(AMR)対策 東京iCDC

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東京iCDCは、感染症に関わる様々な領域において、調査・分析、情報収集・発信などを行う専門家のネットワークです。

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