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報道発表資料
保健医療局

令和7年度一類感染症患者対応訓練の実施について

東京都は、エボラ出血熱等の一類感染症患者発生に備え、下記のとおり一類感染症患者対応訓練を実施いたしますので、お知らせします。

1 訓練名

令和7年度一類感染症患者対応訓練

2 目的

都内で一類感染症【注】が発生し、患者が死亡した場合の対応に際し、患者発生から死亡までの一連の流れで実働訓練を実施し、関係する各機関の役割分担や業務内容、課題等を整理し、万一の発生時に備える。

【注】一類感染症とは
感染力や罹患した場合の重篤性など、総合的な観点から危険性が極めて高い感染症です。
エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、痘そう、南米出血熱、マールブルグ病、ラッサ熱およびペストの7疾患が含まれております。これらの感染症は、これまで日本国内での発生は確認されておりませんが、エボラ出血熱については、今年度コンゴ民主共和国において新たな流行が確認されております。
東京都では、万一の国内発生に備え、特定及び第一種感染症指定医療機関などの関係機関と連携し、毎年度訓練に取り組んでおります。

3 日時

令和7年11月22日(土曜日)9時30分から17時30分まで(予定)

4 場所

自衛隊中央病院
東京都世田谷区池尻一丁目2番24号(東急田園都市線 池尻大橋駅より徒歩約10分)

5 参加機関

主催

東京都

参加機関

自衛隊中央病院、世田谷保健所、東京消防庁、警視庁、東京都霊柩自動車協会、東京都ペストコントロール協会

講評者として国立健康危機管理研究機構(JIHS)が今年度より参加

6 訓練の概要

都内で一類感染症(エボラ出血熱)患者が発生したことを想定し、保健所等関係機関と連携し、患者移送や感染症指定医療機関(自衛隊中央病院)による患者の受入れ、患者死亡時の遺体搬送など、実践的な訓練を行います。

  • 10時30分から11時00分
    患者宅での患者搬出訓練(世田谷保健所・東京消防庁)
  • 12時45分から13時30分
    病院訓練開始前全体セレモニー
  • 13時45分から16時20分
    病院内訓練(患者処置 等)
  • 16時30分から17時30分
    訓練終了後の参加者により振り返り会、全体講評

前回の様子

写真1
感染症患者移送
写真2
患者処置の様子
写真3
納棺の様子
記事ID:000-001-20251111-044233