- 報道発表資料
11月25日から12月1日までは「犯罪被害者週間」 必要なのは、みなさんの理解と支援です
犯罪被害に遭った方は、身体的被害だけでなく、周囲の噂話やインターネット上の誹謗・中傷による精神的苦痛など、多くの困難な問題に直面し、生活が一変してしまいます。
都は、「犯罪被害者週間」に合わせて、啓発動画の配信等により、犯罪被害者等のおかれた状況について広く都民の理解促進を図るとともに、東京都の犯罪被害者等支援事業の周知を実施しますのでお知らせします。
記
1 啓発動画「犯罪被害に遭った方のつらさを考えたことはありますか?」の配信
(1)電車内広告
JR中央線、都営地下鉄線車内のデジタルサイネージ
予定期間
令和7年11月24日(月曜日)から11月30日(日曜日)まで
(2)新宿駅西口4号街路柱面 デジタルサイネージ
予定期間
令和7年11月24日(月曜日)から12月24日(水曜日)まで
(3)SNS広告
予定期間
令和7年11月24日(月曜日)から令和8年1月23日(金曜日)まで
2 都庁第一本庁舎1階 パネル展示「東京都の犯罪被害者等支援事業」
予定期間
令和7年11月27日(木曜日)から11月30日(日曜日)まで
参考1 犯罪被害者週間とは
平成17年12月に閣議決定された「犯罪被害者等基本計画」において、毎年、「犯罪被害者等基本法」の成立日である12月1日以前の1週間が「犯罪被害者週間」【注】と定められました。
本週間は犯罪被害者等が置かれている状況や犯罪被害者等の名誉又は生活の平穏への配慮の重要性等について、国民の理解を深めることを目的としています。
【注】国においては、令和7年度から「犯罪被害者週間」を拡充し、令和7年11月1日(土曜日)から12月1日(月曜日)までを「犯罪被害者月間」として、集中的に広報啓発活動を行うこととしています。
参考2 東京都における犯罪被害者等支援事業
犯罪被害に遭うと、身体を傷つけられる、生命を奪われるなどの身体的被害のほかに、稼ぎ手が失われることにより収入が途絶え生活ができないといった財産的被害、さらには、マスコミの過剰取材や周囲の人々の偏見や心無い言動等により、精神的苦痛を受けるなどの二次的な被害にも苦しめられます。
東京都は、「東京都犯罪被害者等支援条例」及び「東京都犯罪被害者等支援計画」に基づき、関係機関相互の連携強化を図りながら、犯罪被害者等支援を総合的に推進しています。
主な施策
相談体制の充実
犯罪被害者等のための東京都総合相談窓口や東京都性犯罪・性暴力被害者ワンストップ支援センターを運営し、電話・面接相談のほか、付添支援、精神的ケアを行っています。
早期回復・生活再建に向けた支援
各種助成・給付により、被害に遭われたことによる経済的負担を軽減しています。
※詳細は、総務局人権部ホームページ「じんけんのとびら」をご参照ください。
東京都における相談窓口
犯罪被害者等のための東京都総合相談窓口((公社)被害者支援都民センターと協働で設置)
相談電話
電話 03-3222-9050
電話 042-506-1042(多摩支所)
受付時間
月曜日・木曜日・金曜日 9時30分~17時30分
火曜日・水曜日 9時30分~19時00分
※祝日・年末年始を除く
ホームページ
東京都性犯罪・性暴力被害者ワンストップ支援センター((特非)性暴力救援センター・東京(SARC東京)と協働で設置)
相談電話
#8891(全国共通フリーダイヤル)または電話 03-5577-3899(有料)
子供・保護者専用性被害相談ホットライン
- 都内から 電話 0120-333-891(無料)
- 都外から 電話 03-6811-0850(有料)
受付時間
24時間365日
ホームページ
LINE相談「性被害相談窓口」
LINEアカウント
受付時間
月曜日・水曜日・金曜日・土曜日 ※祝日・年末年始を除く
16時00分~21時00分 ※受付時間20時30分まで
「インターネットにおける人権侵害」に関する法律相談(東京都人権プラザ)
予約受付電話
電話 03-6722-0124
予約受付時間
月曜日~金曜日 9時30分~17時30分 ※祝日・年末年始を除く
面接相談・オンライン相談(要予約)
木曜日 13時00分~16時00分
※毎月第4木曜日、祝日・年末年始を除く
電話相談(予約不要)
毎月第4木曜日 13時00分~16時00分
※祝日・年末年始を除く
専用電話 03-6722-0126
ホームページ
「インターネットにおける人権侵害」に関するSNS(LINE)相談(東京都人権プラザ)
LINEアカウント
受付時間
月曜日~金曜日 ※祝日・年末年始を除く
16時00分~22時00分 ※受付時間21時30分まで
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略9 共生社会「人権尊重の理念の実現」