- 報道発表資料
下水道局
下水道局工事における不適切な工事の事案について
令和7年10月30日、鹿島建設株式会社から、過去に施工した当局発注工事において、不適切な施工を行ったとの報告がありました。
報告を受け、調査委員会を設置し、本事案の徹底した調査を進めていきます。
1 工事施工箇所等
東大島幹線及び南大島幹線工事
(別紙1:工事概要(PDF:59KB)参照)
2 不適切な施工が疑われる内容
下水道管の鉄筋コンクリートセグメント【注】(以下、「セグメント」)の外周を一部切削し、シールドトンネル(以下、「トンネル」)を築造
(別紙2:参考図(PDF:101KB)参照)
【注】セグメントの一部が切削されたことにより、設計の仕様を満たさない状態となっている。
3 調査委員会の概要
名称
東大島幹線及び南大島幹線工事に関する調査委員会
設置
令和7年10月31日
(別紙3:要綱(PDF:136KB)参照)
4 現時点の確認状況
- トンネルの内部及び地表面を継続的に点検しており、現時点において異常は見つかっていません。
- 当該箇所については、構造計算の結果、現時点における安全性を確認しています。
- 鹿島建設株式会社が施工した他のトンネル工事(東京都発注)について、過去10年分の調査を実施した結果、同様にセグメントを切削する事案が無いことを確認しました。
5 今後の予定
- 今後も定期的な点検によって、周辺への影響の有無を確認していきます。
- 調査委員会が実施する調査結果については、あらためてお知らせします。
なお、鹿島建設株式会社以外の会社が施工したトンネル工事(東京都発注)についても、過去10年分の調査を実施し、その結果をお知らせします。
記事ID:000-001-20251125-044404