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  6. インターネット都政モニターアンケート結果 東京の農業 〉 Q18 東京の農業に関する意見(自由意見)
報道発表資料
政策企画局

東京の農業に関する意見(自由意見)

Q18 東京の農業について、意見をご自由にお書きください。(自由意見)

(n=473)

  • (1)東京の農業全般…186件
  • (2)農業振興のための取組…126件
  • (3)東京産の農産物…77件
  • (4)農業体験や教育・食育…56件
  • (5)広報や情報入手…8件

主なご意見

(1)東京の農業全般 186件

  • 農業の担い手が少なくなっているニュースを見て、農業の将来が不安である。(男性 20代 文京区)
  • 東京で農業のイメージはあまりなかったのですが、近くで食料が生産されていると災害時も安心なので重要かと思いました。(女性 20代 豊島区)
  • 副業として農業をやりたいなと思っています。野菜も自然も体を動かすことも全て好きです。(女性 20代 足立区)
  • 安全で新鮮な食材の供給は大都市東京の食の安全保障という観点からも重要と考えている。地方に過度に依存せず、都市開発・発展と均衡をとりながら農業を産業として発展させるべきだと考える。(男性 20代 国分寺市)
  • 都市部でも景観や食育のためにある程度の農地が維持できるように行政やボランティア支援が活性化されると良いと感じます。(男性 30代 小平市)
  • 農地の転用を抑え、できる限り保全される施策をお願いします。(女性 40代 杉並区)
  • 土地が高騰している中で農地を保全する難しさを感じる一方で、農地がなくなることで都市機能が低下する事に懸念がある。どちらもバランスが必要だと思う。(男性 40代 北区)
  • 東京に生産地を求めていない自分の浅はかさを感じました。副業としての農業を都市型で進めることにより、より食に近づき、人間らしさが都市にいても感じられる、そんな都市がいいなと思っております。(男性 50代 練馬区)
  • 島しょ部や多摩地域の農業を守ってほしいと思います。また、都市部や都市周辺部では、担い手のいなくなった土地を市民農園として開放してほしいです。(女性 50代 町田市)
  • 農地をしっかり残して、伝統野菜を継承していただきたいです。(男性 60代 江東区)
  • このアンケートが送られるまで、東京の農業について考えることも、知識もありませんでした。これを機に東京の農業に目を向けてみようと思います。(女性 60代 豊島区)
  • 無理に農業を続ける必要はないと思うが、農地は環境を良好に維持するために必要な空間だと思う。農地が相続等で維持できない場合に環境保全できるような諸策が必要だと思う。(男性 70歳以上 目黒区)
  • 自宅近くの農地で販売している野菜を使っています。だんだん宅地が増えており、以前より農地が減っているのが気になりますが、後継者不足だろうかと思っています。行政が提案し、組織的に農業が経営できるシステムになれば、個別の農家の負担が減るのではないかと思います。(女性 70歳以上 西東京市)

(2)農業振興のための取組 126件

  • 現在は農業に対して、収入が不安定であるなどのイメージが強く、なかなか将来の職種の選択肢として外されてしまいがちである。最近は職業に対して安定を求める傾向も強いと感じるため、そういった制度を充実させ、強く推していくことが必要だと感じる。(女性 10代 稲城市)
  • 農業に関心はあっても、収入面や天候などの不安から一歩踏み出せない方は多いと思います。だからこそ、自治体や行政が全面的にサポートする体制が必要だと考えます。(男性 20代 杉並区)
  • 東京に農業のイメージはないが、逆に新鮮さがあると言える。東京の持つ未来的な魅力と結びつくような新しい農業、飲食産業を推進すべき。(男性 30代 港区)
  • 農業は大変そうというイメージが強く、また東京で農業をすることはよりハードな気がするが、やりたい人がやり続けられるようにソフト面、ハード面で整備してあげられると良いと思う。(女性 30代 町田市)
  • 野菜を購入するとき、産地や鮮度をみます。もし東京の野菜が店頭に並ぶとしたらコスト面や輸送時間が低く短くなることを考え、低価格で新鮮な野菜が手に入ることを期待します。
    また、東京で農業をする場合、農家は他の仕事と掛け持ちできるよう、AIなどを活用し効率化を図れば、収入面での課題がなくなるのではと思います。(女性 40代 大田区)
  • 農家の収入が確保できる仕組みのために、効率化や高価値化に取り組む必要がある。(男性 40代 府中市)
  • 文化的な生活が送れる前提として「食」があり、食料自給率の向上など基盤を強化していくことは喫緊の課題かと考える。農業に従事することで生活も保障されるような仕組みをつくり、安定した食料供給がされる東京都となってほしい。(男性 50代 三鷹市)
  • 農業は担い手が高齢化していて、作る人が減少していることが気になっています。そのためには農家の最低所得を支援し、気候不良による不作が起きた際に、農家が困らないようにすべきだと思います。(女性 70歳以上 江東区)

(3)東京産の農産物 77件

  • 東京と農業は、距離のあるものと思っていました。アンケートを通して、しゃもやウドなど、東京産の食材があると知りびっくりです。今度スーパーで見かけたら、調理してみようと思います。(女性 20代 墨田区)
  • 小学生の時の給食によく小松菜が出ていたため、小松菜が足立区の名産品と知ることができました。その地域の名産を知ることは、農業への親しみだけでなくその地域への理解、帰属意識にもつながることだと思います。(男性 20代 足立区)
  • できれば東京産のものを食べたいと感じているが、農地が少ない為現状は地方のものを食べる機会が多い。地産地消を目指して、東京の農業地をこれから増やしていき、農業に携わりたいと思える環境づくりに期待したいと思う。(女性 40代 足立区)
  • 消費者側からすると、近郊で作られた農作物ほど輸送距離が短い=新鮮である、ということだと思うので、東京産の農作物にはとても魅力を感じています。(女性 50代 中央区)
  • いつも買うたびに、地産地消による鮮度は段違いによいと感じます。そして採りたては美味しいです。「作るところで売って、消費して」という全てを活性化していって欲しいです。(男性 50代 多摩市)
  • 中学まで生活した〇〇市には畑があり、知り合いに農家がいました。現在も農業を行っていますが、ご苦労が絶えない様です。行政の支援を期待します。奥多摩のワサビ、青梅市瑞穂町の狭山茶、美味しくいただいています。(男性 60代 福生市)
  • 立川の農業は元気に活動しているように感じています。学校給食に可能な限り低農薬で生産された地元産の野菜や米を使って欲しいと思います。(女性 70歳以上 立川市)

(4)農業体験や教育・食育 56件

  • 東京の農作物を小学校の給食で食べたり飲んだりした記憶は今でも鮮明で、給食を通して東京の農業の現状を学習し、今はスーパーマーケットや都下の無人販売所などで野菜を購入することもある。昨今のような酷暑での農業の厳しさや人手不足を考えると、地方の産地のような大規模農業や安定した生産は難しいだろうと思うが、これからも東京の農業の持続のために微力ながら支援していきたい。(女性 10代 杉並区)
  • 意外と、知らない東京の農作物がたくさんあり驚きました。平日は仕事をしていますが、休日に都内で農業ボランティアができるイベントがあれば、参加してみたいと思いました。農業は、私たちの生活にとって欠かせない「食」を支える大事な産業だと思います。自分が農業をすることは、少しハードルが高いですが、いろいろな形で支えていきたいと思います。自分にできる支え方があれば、もっと知ってみたいです。(女性 20代 大田区)
  • 東京、特に23区は農業を確保する土地も少ないと思われる。ただ農作物は我々の生活にとって欠かせないものである。また、地元の農作物は環境的、経済的にも必要不可欠である。そのため、農業に対する支援、効率化、農業の担い手確保など取り組まないといけない課題は多い。これらの課題と共に学校での体験や教育も必要不可欠であると考える。(男性 20代 板橋区)
  • 農地が減少している中で、多くの都民の方々に農地や農業の普及を広めるイベントや農業体験の場を提供してもらう。多くの都民のみなさんに農地の耕し方や育成方法を教えてもらいたい。そしてコンクールなどを催して農業の発展を後押しする。(男性 70歳以上 中央区)

(5)広報や情報入手 28件

  • 一年中、簡単に遊びに行けるような農業のスポットができたら話題になると思いました。農業=職業のひとつではなく、全員にとって簡単に関われることという認識を持ってもらえると思います。(女性 20代 太田区)
  • 環境問題の改善や災害時の避難場所などの観点があるとは考えてもいなく、目からウロコでした。東京の農業の維持、継続が大変重要だと感じました。都民にこのことをもっとPRするとともに東京産ブランドの強化に努めるのが良いと思います。(男性 50代 杉並区)
  • 農業の大切さや大変なお仕事であることの理解を深められるような農業体験やイベントを行い、多くの人に大切さを分かってもらう事を推進して欲しいと思います。(女性 60代 葛飾区)
  • 東京産の作物・果物等は種類が限定され、販売場所も少ないので人々に広く知られておらず、味わう機会が限られると思います。このため、広報、各種イベント会場等での認知度アップや都心の公共施設を活用して販売場所を増やすことで馴染みあるものに繋がると思います。(男性 70歳以上 江戸川区)
記事ID:000-001-20251202-044553