- 報道発表資料
高齢者施設・障害者施設向け感染対策動画を作成 現場で役立つ施設内の対策を解説
高齢者施設・障害者施設では、重症化リスクが高い高齢者や障害者が生活しており、感染症がひとたび発生すると、クラスターとなる例もあるため、組織的な感染防止対策に日常的に取り組むことが重要です。
この度、東京iCDCでは、高齢者・障害者施設における平時の実践的な感染対策として、施設の自主点検の参考となる動画を作成しました。
施設におけるラウンド【注】場面を通じて、東京iCDC感染制御チーム菅原(すがわら)えりさ先生が課題や改善方法等を解説しています。現場での感染対策の一助に、是非ご活用ください。
【注】感染症の発生予防や蔓延防止のため、施設内を巡回して感染対策の実施状況を確認・評価すること。
1 主な対象
高齢者施設・障害者施設の職員等
2 主な内容
水回り・手指衛生、清潔・不潔の区別、機材の消毒方法、個人防護具の管理等のラウンド時のチェックポイントを紹介し、課題や改善方法を解説(再生時間約20分)
3 閲覧方法
保健医療局ホームページよりご覧いただけます。
4 参考
高齢者施設・障害者施設の感染対策事例集(改訂版)及び講習動画(令和7年2月作成)も併せてご活用ください。
東京iCDCは、感染症に関わる様々な領域において、調査・分析、情報収集・発信などを行う専門家のネットワークです。
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略24 医療「有事にも揺るがない保健・医療提供体制の構築」