- 報道発表資料
「令和5年医療施設(静態・動態)調査・病院報告」
病院数、一般診療所数は前年より増加、歯科診療所数は減少。
病院での1日平均患者数は在院は増加、外来は減少。
このたび、東京都は、令和6年11月に厚生労働省が公表した「令和5年医療施設(静態・動態)調査・病院報告」の結果をもとに、東京都分を集計しましたので、お知らせします。
1 主な内容
医療施設(静態・動態)調査
病院
病院数
8施設増加して637施設(前年629施設)
近年は微増減あるが、ほぼ横ばい。
診療所
一般診療所数
205施設増加して14,894施設(前年14,689施設)
平成2年以降増加傾向が続いている。
歯科診療所数
88施設減少して、10,608施設(前年10,696施設)
病院報告 保健医療局
病院での1日平均患者数
1日平均在院患者数は92,441人で、前年に比べ435人(0.47%)の増
1日平均外来患者数は125,413人で、前年に比べ1,943人(1.53%)の減
病院での平均在院日数
20.9日で、前年より0.7日短縮
2 調査の目的、対象、方法等
医療施設(静態・動態)調査
(1)調査の目的
全国の医療施設(医療法に定める病院及び診療所)の分布及び整備の実態を明らかにするとともに、医療施設の診療機能を把握し、医療行政の基礎資料を得ることを目的とする。
(2)調査の対象
静態調査は、調査時点で開設している全ての医療施設を対象とする。
動態調査は、開設・廃止等のあった医療施設を対象とする。
(3)調査の種類、期間及び期日
静態調査は、3年に1回実施し、今回は令和5年10月1日現在の調査結果である。
動態調査は、3年ごとの静態調査の結果に、毎月、医療施設の開設、廃止等の件数を加減し、医療施設の状況を把握するものである。今回は、令和4年10月1日から令和5年9月30日までの調査結果である。
(4)調査方法及び調査系統
静態調査は、医療施設の管理者が自ら静態調査票に記入する自計方式による。
動態調査は、医療施設からの開設・廃止等の申請・届出を基に、都道府県知事又は保健所を設置する市長・特別区長が動態調査票を作成し、厚生労働大臣に提出する。
病院報告
(1)報告の目的
都内の病院、療養病床を有する診療所における患者の利用状況を把握し、医療行政の基礎資料を得ることを目的とする。
(2)調査の対象
都内にある病院、療養病床を有する診療所(当報告書では病院のみ集計対象としている。)
(3)報告の期間
令和5年1月1日から同年12月31日まで(毎月報告)
(4)報告の方法
病院、療養病床を有する診療所の管理者が作成し、保健所長、保健所を設置する市長及び特別区長を経由して、都道府県知事が取りまとめて厚生労働大臣に提出する。
3 集計結果
概要は、別紙「「東京都の医療施設」結果の概要(PDF:407KB)」
全文は、保健医療局ホームページにて掲載