都営住宅BIMガイドラインを作成しました

東京都では、リモートで施工状況の確認を行う遠隔臨場など、デジタル技術を積極的に活用することにより、都営住宅建替事業において、建設業の働き方改革や生産性の向上を図っています。このたび、設計業務の効率化に有効であるBIM^【注】の活用を進めるため、設計者向けに新たにガイドラインを作成したのでお知らせします。

【注】BIM（Building Information Modeling）
コンピュータ上に作成した3次元の形状情報に加え、部屋等の名称・面積、材料・部材の仕様・仕上げ等、建築物の属性情報を併せ持つものを構築すること

1　目的

本ガイドラインは、都営住宅の設計業務にあたって、設計者に求めるBIMモデルの作成範囲などを示すことにより、都営住宅建替事業の円滑かつ効率的な実施、品質の確保及び生産性の向上に資することを目的としています。

2　主な内容

• 設計・施工段階でのBIMの活用例
• 設計者に求める成果品の内容
• 設計者が作成するBIM実行計画書の例
• 都が作成した都営住宅の標準的なBIMモデルの解説

3　掲載場所

「都営住宅BIMガイドライン」は住宅政策本部ホームページでご覧いただけます。

4　その他

今後、ガイドライン及び都が作成したBIMモデルを活用した設計業務の発注を予定しています。