- 報道発表資料
環境局, 公益財団法人東京都環境公社
令和7年度「ゼロエミッション地区創出プロジェクト」選定結果について
東京都は、2050年「ゼロエミッション東京」を実現するため、都内温室効果ガス排出量を2000年比で2030年50%削減、2035年60%以上削減することを目指し、「ゼロエミッション東京戦略Beyond カーボンハーフ」のもと、実効性ある取組を戦略的に展開しています。
今年度、都独自のゼロエミッション地区の創出に向け、区市町村の面的な脱炭素化を最長5年間財政支援するとともに、各主体の取組や合意形成等を伴走支援する「ゼロエミッション地区創出プロジェクト」を立ち上げ、本年10月20日から12月1日までの期間で区市町村からの計画提案を募集しました。
このたび、下記のとおり2自治体を選定しましたので、お知らせいたします。
記
1 選定した自治体及び対象エリア
※計画提案概要は別紙(PDF:1,434KB)のとおり
(1)千代田区
神田錦町南部地区(再開発周辺エリア)
主な取組
- 「Eサイクルちよだ」の重点地区として、RE100電力の導入
- 建築物の新築・大規模改修時のZEB化を推進、既存建築物の省エネ改修促進
- 再開発エリアでBEMS・DRを実施。蓄電池を整備し、余剰電力融通を検討
(2)江戸川区
東小松川3・4丁目、松江5丁目、船堀4丁目(市街地・工業エリア)
主な取組
- 地域エネルギー会社として本年12月に設立された江戸川電力株式会社が中心となり、「江戸川区産電力」を面的に地産地消
- 工場を対象に、脱炭素経営モデルの導入サイクルの実現を図る
- 千葉県匝瑳市と連携し地域共生型再エネ電源を拡大。学校施設中心に導入
2 補助金の受付
補助金の申請受付はクール・ネット東京(外部サイトにリンク)が実施します
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略20 ゼロエミッション「再生可能エネルギーの基幹エネルギー化」
記事ID:000-001-20251223-044850