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報道発表資料
政策企画局

都政への提言、意見、要望等の状況 月例報告(11月分)

この報告は、Eメール、ファクス、手紙、電話等で「都民の声総合窓口」に直接寄せられた提言要望等の状況を取りまとめ、毎月公表するものです。なお、都民の世論の状況を調査・集計したものではありません。
都は、都民から寄せられる提言、要望等を広く受け止め、都政の運営に活かしていきます。

「都民の声総合窓口」に寄せられた提言、要望等の受付件数

11月1日から11月30日まで 3,949件
4月からの累計 40,318件

今月、多く寄せられた提言、要望等

  • 1 学校・都立大学・私学に関すること…451件
  • 2 知事への声…434件
  • 3 観光に関すること…278件
  • 4 住宅・土地に関すること…191件
  • 5 行財政に関すること…188件

※月例報告は「都民の声総合窓口」に寄せられた提言、要望等の趣旨を取りまとめたものです。
※「都民の声総合窓口」に寄せられる提言、要望等については、所管局等へ伝達しています。
なお、受付件数は内容が複数の分野に関係する場合、行政分野ごとにカウントしており、実際に寄せられた件数より多くなります。

都政への提言、意見、要望等の状況 月例報告(11月分)目次

知事への声

寄せられた提言、要望等の事例等(10月11日から11月17日までに寄せられたもの)

行政分類別件数

※【対応】には、当該案件の申出者への対応状況などを掲載しています。
※【取組】には、当該案件に関する事業所管部署の取組状況などを掲載しています。
※【説明】には、当該案件についての事情や解説などを掲載しています。
※【伝達】には、都民の声総合窓口から全庁に伝達したことを掲載しています。

知事への声

知事への声の概要

令和7年11月中に、都民の声総合窓口に知事への声が、434件寄せられました。
概要は、都政や施策等に関する意見(307件)、知事の政治姿勢や政治活動に関する意見(127件)がありました。

寄せられた提言、要望等の事例等(10月11日から11月17日までに寄せられたもの)

行財政

高齢者などのデジタル機器に不慣れな方への対策について

都外のことですが、1時間500円(飲み物付)で、スマートフォンデジタル関係の困りごとの相談ができるカフェがあることを知りました。そこは、スマートフォンが動かない時、おかしなEメールが来た時、インターネットでチケットを買いたいけれど操作が不安な時など、予約なしで利用でき、専門の方が教えてくれるというのでとても便利だと思いました。東京都にもこのようなデジタル機器の操作等で困った時に気軽に相談できる場所があるといいなと思います。都から企業等に働き掛け、こうしたデジタルデバイド解消への機運を盛り上げてほしいです。

取組

このたびは、デジタル機器に不慣れな方への対策について御意見をいただき、ありがとうございます。
東京都では、「スマサポ東京プロジェクト」という名称のもと、区市町村や町会・自治会等と連携してデジタルデバイド【注】の解消に取り組んでいます。
【注】デジタルデバイドとは、インターネットやパソコン等の情報通信技術を利用できる者と利用できない者との間に生じる格差のこと

スマートフォンの操作に不慣れ、またはスマートフォンをお持ちでない高齢者や障害者に対し、スマートフォン教室を実施するとともに、高齢者向けにマンツーマン形式での相談会を実施しています。また、今年度から新たに西多摩・島しょ地域において移動型スマートフォン教室・相談会を実施しています。

スマートフォン教室では、スマートフォンや各種アプリを活用できるよう、講師が教材に沿って講義を行っているほか、スマートフォンを安全・安心に使用することができるよう、不審な電話・Eメールや詐欺サイトへの注意点・対策についてもお伝えしています。スマートフォン相談会では、スマートフォンの利活用に関する疑問や不安を予約不要で気軽にアドバイザーに相談することができます。
これらの御参加はすべて無料です。各事業の開催予定や場所等については以下リンク先を御参照ください。
引き続き、取組を通じて高齢者等のデジタルデバイド解消に努めて参ります。

Link 高齢者向けスマートフォン利用普及啓発事業
Link どこでもスマホ教室・相談会
Link スマートフォンを活用した障害者向けアクセシビリティ向上支援事業

(デジタルサービス局)

治安・防犯

こどもの見守りについて

最近は、路上における犯罪が多発しており、子供たちが犯罪に巻き込まれないか心配です。子供たちの安全安心を守る取組をお願いします。

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取組

このたびは、子供たちの安全安心を守る取組について御意見をいただき、ありがとうございます。
都では、地域で子供を見守る活動を促進するため、「TOKYOこども見守りの輪プロジェクト」を推進しています。主な取組としては、親子で訪れる機会の多い商業施設等の事業者と連携し、利用客に対する啓発動画の放映や、店舗周辺の見守り活動、従業員等への啓発等を通じ、親子の防犯意識の向上や地域ぐるみで子供の安全安心を守るという社会気運の醸成を図っています。
さらに、日常生活の中で見守りの輪を広げるため、ランニングや犬のお散歩時に街の安全安心を見守る「ながら見守り」を実施する防犯ボランティア団体の結成促進及び育成に取り組んでいます。
また、放課後活動時間帯における子供の安全及びその他地域の安全のために区市町村が必要と認める道路・公園に設置する防犯カメラの設置経費も補助しています。
今後とも、子供たちの安全安心を守るため、取組を進めて参りますので、御理解と御協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

Link TOKYOこども見守りの輪プロジェクト
Link 防犯設備の整備促進

(都民安全総合対策本部)

産業

東京都立皮革技術センターを見学して

都立皮革技術センターはどのようなことをする施設なのかと思っていたところ、見学する機会に恵まれました。職員の方の案内のもと、皮革のこと、墨田区の産業のこと等、詳しい説明をしてもらい、また実際に皮革の鞣し作業を見ることができました。親切丁寧な案内に感心するとともに、とても皮革の勉強になりました。ありがとうございました。

対応

このたびは、御見学いただき、ありがとうございました。
都立皮革技術センターでは、皮革産業の振興を目的に、技術開発・品質評価・人材育成など幅広い取組を行っています。

技術開発・品質評価

皮革産業の振興に寄与するため、業界の要望や行政需要にマッチしたテーマを取り上げて研究を行っています。また、分析機器などの設備を持たない中小業者のために、依頼に応じて皮革原材料、製品等について各種試験等の実施、業界の試験・製品開発室として鞣製(じゅうせい)・染色・仕上用機械等を設置している施設の開放も行っています。

人材育成

皮革製造及び皮革製品に関する諸問題についての相談・アドバイス、皮革製品の品質向上、生産工程の改善等を図るための研修や講習会の開催を行っています。
今回の見学で、皮革産業や鞣しの工程等について理解を深めていただけたとのこと、大変嬉しく思います。
また、お寄せいただいた声についても職員で共有させていただき、今後も皮革産業の振興事業に取り組むとともに、丁寧な対応を心掛けて参ります。

Link 皮革技術センターについて

(産業労働局)

地域活動・法人・旅券

多文化共生社会を歩んでいくために

東京都は多文化共生への取組を進めています。私は、多文化共生を進めるに当たっては、私たち都民が自国の伝統文化への理解や尊重する気持ちを持てることが必要なのではないかと考えます。しかし日常生活の中で、お琴や尺八など伝統音楽、茶道や華道などの伝統的な芸道、和服を着ることなど伝統的な日本文化に触れることは少なくなっています。そのため、日本文化に触れ、体験できる場所や日本文化に親しむ機会が増えるとよいのではと思います。日本文化を意識し、日本らしさを尊重する気持ちが育まれていけば、多文化共生社会の実現に向けての歩みにつながると思います。

取組

このたびは、多文化共生の推進に関して御意見をいただき、ありがとうございます。
東京都では、多文化共生社会の実現に向け、外国人と日本人が互いの文化を理解し、尊重し合える環境づくりが重要であると考えています。御指摘のとおり、日本の伝統文化を理解し、誇りを持つことも重要であると考えています。
東京都は、日本の伝統文化・芸能を国内外へ広く発信することを目的に、日ごろ茶道に馴染みのない方々、外国の方、そして子供たちなど、誰でも気軽に参加できる「東京大茶会」を実施しています。また、子供たちが“本物体験”を通じて、伝統芸能への理解を深められるよう能楽、長唄、三曲、日本舞踊のプロの実演家から直接指導を受ける「キッズ伝統芸能体験」を実施するなど、日本の伝統文化に触れ、体験できるような取組を進めています。さらに、多摩地域の文化資源を活用した「伝承のたまてばこ 多摩伝統文化フェスティバル」や、講談、浪曲などを気軽に御覧いただける「神楽坂まち舞台・大江戸めぐり」を通しても、伝統芸能をより身近に楽しめる機会を提供しています。
こうした取組を通じて、日本文化への理解と尊重の気持ちを育み、互いの文化的差異を認め合う多文化共生社会の実現を目指して参ります。

Link 主な文化事業

(生活文化局)

子供・子育て

東京都出産・子育て応援事業 赤ちゃんファーストについて

赤ちゃんファーストの制度については大変感謝しています。しかし、出産後にすぐに欲しいと思うものが現行だと4か月ほど待たなくてはならず、せっかく支援していただけるのに、必要なものが必要なときに使えません。出生届を提出した際に確認を行うなど、支給までの期間を早めてもらえると大変助かります。

説明

このたびは、東京都の「出産・子育て応援事業 赤ちゃんファースト」に対する御意見をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
東京都では、妊婦や子育て家庭に対し、妊娠時、出産後及び1歳・2歳前後の時期において、子育て支援サービスの利用や育児用品等の提供による経済的支援を行うとともに、「とうきょうママパパ応援事業」による伴走型相談支援を一体的に実施することにより、区市町村と連携して妊娠・出産・子育ての切れ目ない支援体制の整備を推進しています。
その中で、子供を産み育てる家庭を応援・後押しすることを目的に、専用ウェブサイトで育児用品や子育て支援サービス等と交換できる赤ちゃんファーストギフトを提供しています。
令和7年度より、お子さまが生まれた際に、東京都が実施する「018サポート(対象の子供に月額5,000円を支給する事業)」と同時に申請いただけるようになりました。赤ちゃんファーストギフトは、東京都で対象者の確認及び審査を行い、また、一定の申請期間分をまとめた以下のような流れで行うため、おおむね申請から4か月程度かかる旨、御理解いただきますようお願いいたします。

ギフトカードの発送について(例)

令和7年度「7月後半から9月末まで」の申請分について、「確認審査」を行い、12月1日の週、及び12月8日に順次発送。

※申請に不備がある場合は発送が遅れる場合があります。

今後も子育てのしやすい東京の実現を目指して、便利で快適な子育て支援サービスの推進に努めて参りますので、御理解・御協力をお願いいたします。

Link 東京都出産・子育て応援事業 赤ちゃんファースト

(福祉局)

衛生・健康

帯状疱疹のワクチン接種について

帯状疱疹のワクチンが高すぎて打つことができません。高齢で体も弱ってきていますのでワクチンを打っておきたいのですが、インフルエンザワクチンぐらいの料金に抑えられないでしょうか。

説明

このたびは、感染症対策に関する御意見をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
帯状疱疹は、成人の9割以上がウイルスを保有し、加齢等に伴い誰もが発症する可能性があります。こうしたことから、都は令和5年度より、各区市町村の接種費用助成を推進するため、ワクチン接種に取り組む区市町村が負担した接種費用の2分の1を支援しています。各区市町村による接種費用助成事業の実施状況については、都のホームページで公表しておりますので御参照ください。
また、帯状疱疹の症状に関する情報、ワクチンの効果や副反応等についても情報提供を行っていますので、あわせて御確認いただければ幸いです。
今後とも、都政への御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

Link 帯状疱疹 区市町村の情報ページ
Link 帯状疱疹と帯状疱疹ワクチンについて

(保健医療局)

水道・下水道

給水箇所の広がりが日々の希望に(令和7年台風第22号)

私は八丈島に住んでいます。先般発生した台風22号の影響により、水道が使えなくなりました。しかし、水道局から派遣された方々が給水所を多数設置し、水源や水道管の確認を進めてくださいました。災害に見舞われ、水道も使えない不安な状況の中で、水道局の方々の着実な作業によって、給水箇所が広がっていくことは日々の希望でした。引き続き復旧作業をされている姿に頭が下がります。ありがとうございます。

取組

このたびは、当局の八丈町での応急給水・応急復旧活動に関するお声をお寄せいただき、ありがとうございました。感謝のお言葉を頂戴し、支援に当たった職員一同の大きな励みとなっております。当局では、八丈町の水道担当と連携し、発災直後から、給水車による巡回や仮設給水槽の設置により応急給水を実施するとともに、被害を受けた水源の復旧工事や水量確保のための漏水調査・修繕等の応急復旧に取り組み、11月15日には全世帯において断水を解消することができました。今後も、安定給水に向けて、引き続き復旧作業に取り組んで参ります。

(水道局)

住宅・土地

賃貸ホットラインを利用して

賃貸マンションの家賃値上げの契約書が送られ、値上げされたら退去しなくてはならない、場合によっては住む家がなくなるかもしれないという状況の中で相談しました。値上げ前の家賃を滞納せずに支払えていることが大切であること等、法律や制度について分かりやすく教えてくれました。そして、管理会社との交渉も、専門的な知識に基づくアドバイスのおかげで解決し、退去せずに今日も住めています。不動産業課賃貸ホットラインの方々のおかげです。ありがとうございました。

対応

このたびは賃貸ホットラインに対する感謝のお言葉をお寄せいただき、ありがとうございます。
賃貸ホットラインでは、賃貸住宅に関するトラブル・相談について、借地借家法に基づきアドバイスを提供しています。また、近年、賃貸住宅等のオーナーチェンジ等に伴い、正当事由のない急激かつ過大な賃料値上げを要求されるなどの相談が多数寄せられるようになっており、こうした賃料値上げに関わる相談に対応するため、令和7年10月10日には賃料値上げ特別相談窓口を開設し、多くの御相談をいただいております。
お寄せいただきましたお声は、担当内に共有させていただくとともに、今後も、都民の皆さまに賃貸ホットライン・賃料値上げ特別相談窓口を広く知っていただき、お困りの方のお役に立てるよう取り組んで参ります。

Link ようこそ!「不動産相談」のページへ

(住宅政策本部)

行政分類別件数

令和7年11月 提言、要望等の行政分類別件数表(11月1日~11月30日)

大・中分類 件数
知事(知事への声) 434
行政一般 336
  行財政 188
  広報・広聴・情報公開 27
  庁舎管理・利用案内 16
  職員(任用・その他) 54
  職員(接遇・感謝) 36
  都市外交 5
  選挙 10
安全 166
  治安・防犯 79
  交通安全 53
  防火・防災 34
産業・労働 476
  産業 43
  労働 155
  観光 278
くらし 184
  消費生活 14
  男女平等 5
  地域活動・法人・旅券 141
  若者育成支援 7
  人権 17
環境 119
  自然環境 38
  公害 27
  廃棄物対策 10
  気候変動・エネルギー 44
福祉・衛生・健康・医療 425
  高齢者 33
  障害者 47
  子供・子育て 90
  福祉全般 61
  衛生・健康 103
  医療 91
都市基盤・まちづくり 495
  都市計画等 34
  公園・墓地・河川 102
  水道・下水道 22
  道路・交通・港湾・空港 145
  住宅・土地 191
  基地問題 1
教育・文化 474
  学校・都立大学・私学 451
  生涯学習 1
  文化 22
スポーツ 12
  スポーツ 12
その他(他機関等) 828
合計 3,949
記事ID:000-001-20251223-044858