- 報道発表資料
都立動物園・水族園からのお知らせ 第16号
今年度第16回の都立動物園・水族園のイベント情報を下記のとおりお知らせします。
記
多摩動物公園
多摩動物公園
1.「新年イベント2026」を開催します
多摩動物公園(園長 渡部浩文)では、「新年イベント2026」を開催します。2026年の干支である午(ウマ)にちなみ、当園で飼育している「ウマ」を中心に様々なイベントを実施しますので、ぜひお越しください。
※多摩動物公園の年末年始のお休みは、2025年12月29日(月曜日)から2026年1月1日(木曜日・祝日)となり、2026年は1月2日(金曜日)から開園します。
1.園長と着ぐるみのお出迎え
園長が新年のご挨拶をするとともに、ご来園いただいたみなさまを着ぐるみがお出迎えします。
※着ぐるみは雨天中止
日時
2026年1月2日(金曜日)、3日(土曜日)
各日開園から30分程度
場所
正門、ウォッチングセンター前
2.新年特別キーパーズトーク
2026年の干支「午」にちなみ、飼育係がウマについてお話しします。
※いずれも雨天中止
(1)モウコノウマ
日時
2026年1月2日(金曜日)14時30分~
場所
アジア園 モウコノウマ舎(アジアの平原)
(2)ウマ(家畜馬)
日時
2026年1月24日(土曜日)14時30分~
場所
アジア園 ウマ(家畜)舎(アジアの平原)
3.動物解説員の新年特別ガイド
2026年の干支「午」にちなみ、動物解説員がウマについてお話しします。ウマの体のつくりとくらしの関係を、干支の企画展会場とモウコノウマ舎前の2か所で、それぞれ違った視点でご紹介します。
(1)ウマの頭の骨をみてみよう
日時
2026年1月5日(月曜日)、9日(金曜日)、10日(土曜日)11時30分~11時45分
場所
ウォッチングセンター 干支の企画展会場
※雨天決行
(2)モウコノウマのくらし
日時
2026年1月5日(月曜日)、9日(金曜日)、10日(土曜日)14時00分~14時15分
場所
アジア園 モウコノウマ舎(アジアの平原)
※雨天時は、「ウマの頭の骨をみてみよう(場所:ウォッチングセンター 干支の企画展会場)」を実施します。
4.ボランティアによる特別イベント「モウコノウマのしぐさを見てみよう!」
多摩動物公園で活動する東京動物園ボランティアーズ(TZV)のドーセントグループ(DG)といっしょに、モウコノウマのしぐさを観察しながらビンゴに挑戦しましょう!
※雨天中止
日時
2026年1月4日(日曜日)13時00分~14時30分
※ビンゴシートの配布は13時00分~14時00分
場所
アジア園 モウコノウマ舎(アジアの平原)
配布数
200枚
※おひとり1枚まで。なくなり次第終了します。
2.ユーラシアカワウソが韓国から来園します
多摩動物公園(園長 渡部浩文)では、このたびユーラシアカワウソがソウル大公園(大韓民国(以下、「韓国」という))から来園しますのでお知らせします。当園でのユーラシアカワウソの飼育は初めてとなります。
1.来園するユーラシアカワウソ
1
名前
ダル(Dal)
性別
オス
年齢
7歳
生年月日
2018年7月16日
ソウル大公園生まれ
(写真提供:ソウル大公園)
2
名前
ビョル(Byeol)
性別
メス
年齢
2歳
生年月日
2023年6月16日
ソウル大公園生まれ
(写真提供:ソウル大公園)
2.来園予定日
2026年1月21日(水曜日)
※動物の状況によっては、移動を延期または中止する場合があります。
3.経緯
日本では、1979年を最後に生息記録が途絶えた、ユーラシアカワウソの亜種【注】であるニホンカワウソが、環境省レッドリスト2012で絶滅種と記載されました。一方、隣国の韓国ではユーラシアカワウソが生息し、かつては個体数が減少していましたが、保全活動の成果により2000年以降の調査では回復傾向が確認されています。
【注】出典:環境省レッドリスト2020
現在では首都ソウル市内の河川でもその姿が見られるなど、韓国のユーラシアカワウソはその生態と保全が注目されている貴重な存在です。
こうしたことから当園では、韓国産ユーラシアカワウソの飼育繁殖を通じた希少野生動物の保全活動推進と環境学習機能の強化を目指し情報収集を進め、このたび韓国のソウル大公園から、オスとメスの2頭の韓国産ユーラシアカワウソを受け入れることとなりました。
今後は、既に当園で飼育中のコツメカワウソとユーラシアカワウソの比較展示を行うほか、絶滅種となったニホンカワウソや、韓国におけるユーラシアカワウソの現状と保全の取組も紹介していく予定です。
4.公開について
しばらくのあいだは非公開エリアで検疫を行います。
公開日は決まりしだい、多摩動物公園公式ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトにリンク)でお知らせします。
5.当園での飼育状況(2025年12月25日現在)
0頭
※当園では飼育していません。
6.日本国内での飼育状況(2024年12月31日現在)
13園館
28頭(オス11、メス17)
※来園する2頭を含みません。
資料:ユーラシアカワウソ国内血統登録台帳「(公社)日本動物園水族館協会」
参考
ユーラシアカワウソ(食肉目 イタチ科)
ワシントン条約付属書1、IUCNレッドリスト:NT(準絶滅危惧)
学名
Lutra lutra
英名
Eurasian otter
分布
ヨーロッパ、アジア、北アフリカの湖、川、湿地、沼沢地から海岸まで様々な水域に生息し、汽水域から海抜4,000メートルまで分布。
生態等
体重4.1~12キログラム。オスはメスより体格が大きく、背中は黒褐色、腹面は淡褐色。手足は短く指の間にみずかきがあります。夜行性とされますが、日中もしばしば活動し、基本的には単独で生活します。主に魚や甲殻類を食べ、草むらや岩の隙間で休息します。繁殖は季節を問わず見られ、水中や陸での追いかけなどが1~2時間続き、交尾は水中で行われるのが普通です。妊娠期間は約2か月で、平均2~3頭の子を産みます。性成熟はオス18か月メス24か月とされますが、飼育下では平均3~4歳です。
※「ワシントン条約付属書1」の数字の正しい表記はローマ数字です。
個人情報の取扱いについて
イベント等のお申込みの際にいただいた個人情報については、該当イベントのご案内以外に使用しないものとします。また、データの保管や削除など、個人情報については厳重な管理をいたします。
※別紙 ご案内(PDF:293KB)
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