報道発表資料
保健医療局

食中毒の発生について 青梅市内の保育園で提供された給食で発生した食中毒

探知

令和8年1月30日(金曜日)午前11時40分頃、青梅市内保育園の職員から「本日の給食を喫食した後、複数名の園児及び職員が発赤等の症状を呈している。」旨、西多摩保健所に連絡があった。

調査結果

西多摩保健所は、直ちに食中毒調査を開始した。

  • 患者は同園の園児18名及び職員4名で、1月30日(金曜日)午前10時50分から当該給食施設において調理し、提供された給食を喫食したところ、同日午前11時頃から午前11時40分頃にかけて、発疹、発赤等の症状を呈していた。
  • 患者は、0歳児から4歳児クラスの園児及び職員であり、全員が1月30日(金曜日)昼食に提供された「いわしのつみれ汁」を喫食していた。
  • 5歳児クラスの園児には「いわしのつみれ汁」の提供を中止したため、発症者はいなかった。
  • 同園で提供された「いわしのつみれ汁」についてヒスタミンの検査を実施したところ、残品3検体(つみれ、つみれ以外の具、汁)から、それぞれ17ミリグラム/100グラム、9.6ミリグラム/100グラム、8.2ミリグラム/100グラムのヒスタミンを検出し、検食3検体(つみれ、つみれ以外の具と汁、いわしすり身(原料))から、それぞれ18ミリグラム/100グラム、7.1ミリグラム/100グラム、5.4ミリグラム/100グラムのヒスタミンを検出した。

決定

本日、西多摩保健所は、以下の理由により、本件を当該給食施設が1月30日(金曜日)に調理し、提供した「いわしのつみれ汁」を原因とするヒスタミンによる食中毒と断定した。

  • 患者全員の共通食は、同園で提供された給食のみで、全員が「いわしのつみれ汁」を喫食していた。
  • 同園で提供された「いわしのつみれ汁」についてヒスタミンの検査を実施したところ、残品3検体及び検食3検体からヒスタミンを検出した。
  • 患者の症状及び潜伏期間がヒスタミンによるものと一致していた。
  • 患者を診察した医師から食中毒の届出があった。

措置

当該給食施設は、令和8年1月31日(土曜日)から食事の提供を自粛しており、都は本日から3日間の営業等停止(給食の供給停止)の処分を行った。

発症関係 発症日時 1月30日(金曜日)午前11時頃から
午前11時40分頃まで
症状

発疹、発赤等

※患者の症状は、既に回復している。

発症場所 保育園
患者数 22名
男:8名(1~5歳)、女:14名(1~64歳)
入院患者数 0名
診療医療機関数・受診者数 1か所22名(男8名、女14名)
原因食品 いわしのつみれ汁
病因物質 ヒスタミン
原因施設 屋号 社会福祉法人梅郷福祉会 梅郷保育園
業種 集団給食施設(届出)
届出者 社会福祉法人梅郷福祉会
理事長 榎戸薫
施設所在地 東京都青梅市梅郷三丁目776番地の7
届出者住所 東京都青梅市梅郷三丁目776番地の7
法人番号 2013105001075
連絡先電話番号 電話 0428-76-1088

備考

主なメニュー 1月30日(金曜日)の昼食
あんかけチャーハン、ごぼう和風サラダ、いわしのつみれ汁、ゼリー
検査関係 検査実施機関:東京都健康安全研究センター
残品:3検体中3検体からヒスタミンを検出
No. 検体名 ヒスタミン量
1) いわしのつみれ汁(つみれ) 17ミリグラム/100グラム
2) いわしのつみれ汁(つみれ以外の具) 9.6ミリグラム/100グラム
3) いわしのつみれ汁(汁) 8.2ミリグラム/100グラム
検食:3検体中3検体からヒスタミンを検出
No. 検体名 ヒスタミン量
1) いわしのつみれ汁(つみれ) 18ミリグラム/100グラム
2) いわしのつみれ汁(つみれ以外の具と汁) 7.1ミリグラム/100グラム
3) いわしすり身(つみれの原料) 5.4ミリグラム/100グラム

参考

東京都における食中毒発生状況(ただし本事件は含まない。)

  発生件数 患者数 死亡者数
本年1月1日~2月3日まで 6件 102名 0名
(昨年同期) (14件) (142名) (0名)
本年2月中(3日まで) 0件 0名 0名
(昨年同期) (2件) (58名) (0名)

※別紙 (参考)ヒスタミンについて(PDF:92KB)

記事ID:000-001-20260205-046876