報道発表資料
保健医療局

都内における麻しん(はしか)患者の増加について

海外渡航歴のない方にも感染が拡大しており、注意が必要です

現在、麻しん(はしか)患者が国内外で急増し、都内においても感染事例が増加しており、今後も流行の拡大が懸念されます。
昨年は主に海外渡航歴のある方を中心に患者の発生がみられていましたが、本年2月以降、海外渡航歴のない方も含めて患者数が増加し、現時点で昨年1年間の発生件数と並びました。
都民の皆様におかれましては、感染力の強い麻しんの特徴を踏まえ、有効な予防手段である予防接種について、接種歴をご確認いただき、接種が2回未満で罹患歴がない場合は、医療機関へのご相談(抗体検査や予防接種の実施について)をお願いいたします。

都内における発生状況

  • 令和8年第10週(3月2日~3月8日)の報告数は9件で、現時点(3月17日12時00分時点)で令和8年の累計報告数は34件となっています。
  • 職場や学校における感染が疑われる事例が複数報告されています。
  • 令和8年第1週から3月17日12時00分までの年齢層別の患者数は、以下のとおりです。
    10歳未満:0人、10代:10人、20代:15人、30代:6人、40代:2人、50代:1人、60代:0人、70歳以上:0人

都民の皆様へ

  • 麻しんは感染力がきわめて強い感染症で、典型的には、感染すると約10〜12日の潜伏期間の後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と全身の発疹が出現します。発症前日から周囲への感染力が生じると言われています。
  • 麻しんは予防接種で防げる病気であり、ワクチン接種は個人でできる有効な予防方法です。
    麻しんの定期予防接種(第1期:1歳児、第2期:小学校就学前の1年間)をまだ受けていない方は、かかりつけ医に相談し、早めに予防接種を受けましょう。
  • 麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛まつ感染、接触感染です。特に不特定多数の方と密閉された空間を共有する可能性がある職業の方や、麻しんの罹患歴や接種歴が確認できないなど、ご不安がある方は、医療機関に相談し、抗体検査や予防接種をご検討ください。
  • 麻しんは昨年から国内での報告数が増加しており、海外渡航歴のない場合も感染が確認されています。体調が悪い場合、特に発熱している方は、外出、移動、人に会うことを控え、自宅等で療養してください。
  • 発熱や全身の発疹など麻しんを疑う症状がある場合は、医療機関にまず電話で相談してください。受診の際は、必ず事前に受診先医療機関にご連絡いただき、公共交通機関の利用を控えて、医療機関の指示に従って受診してください。
  • 麻しんは法律で報告が定められている感染症です。感染拡大防止のため、医療機関や保健所から問い合わせがあった場合、ご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。

麻しんに関する基礎知識や予防接種及び相談について、詳細はこちら

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麻しんの発生状況

  • 令和8年第10週は9件の報告がありました。
  • 令和8年3月17日12時00分時点で、累計報告数は34件となっています。
グラフの画像
都内における麻しんの年別報告数推移(過去10年)

別紙(PDF:249KB)

記事ID:000-001-20260318-049052