報道発表資料
建設局, (公財)東京動物園協会

ボルネオオランウータンが生まれました!

多摩動物公園(園長 渡部浩文)で、このたびボルネオオランウータンが生まれましたのでお知らせします。

1.生まれたボルネオオランウータン

誕生日

2026年3月10日(火曜日)

性別

メス

両親

母親

チェリア(11歳)

  • 2014年11月19日 よこはま動物園ズーラシア生まれ
  • 2016年12月25日 多摩動物公園に来園

父親

ロキ(7歳)

  • 2018年6月29日 多摩動物公園生まれ
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生まれたボルネオオランウータンの子ども
(撮影日:2026年3月10日)

2.経過

母親の「チェリア」は初めての妊娠・出産でしたが、産後すぐに子を抱きあげ、よくなめて世話をしていました。子も母親の体にしっかりとつかまっており、飼育担当者が慎重に状態を見守っていました。しかしその後、子の衰弱がみられたため、3月22日にやむを得ず母子を分離して人工哺育に切り替えました。

3.今後について

現在、子は保育器の中におり安定しています。チェリアの健康状態も落ち着いており、なるべく母子の接点を維持するよう気を配りながら、人工哺育をおこなっていきます。母子の状態については今後、多摩動物公園ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)でお知らせします。

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多摩動物公園ホームページ

4.当園での飼育状況(2026年3月26日現在)

10頭(オス6、メス4) ※今回生まれた子どもを含みます。

5.国内のボルネオオランウータン飼育状況(2024年12月31日現在)

11施設 26頭(オス14、メス12)

資料:2024年ボルネオオランウータン・スマトラオランウータン国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】

参考

ボルネオオランウータン(霊長目 ヒト科)

(ワシントン条約附属書1、IUCNレッドリスト:CR(絶滅危惧1A類)、東京都ズーストック種)

学名

Pongo pygmaeus

英名

Bornean orangutan

分布

ボルネオ島

生息地

熱帯雨林

生態等

寿命は50年程、チンパンジーやゴリラと並ぶ大型類人猿の一種です。樹上生活に適した体をもち、長い腕でゆっくりと枝から枝へ腕わたりをして森の中を移動し、一生のほとんどを樹上で生活します。体重はメスで40~50キログラム、オスで60~90キログラムぐらいで、飼育下ではそれより大型の個体も多く見られます。果実や木の実、種子、昆虫類など、いろいろなものを食べます。基本的に単独でくらしますが、メスは子どもを連れていることもあります。性成熟は7~15歳であり、妊娠期間は260~275日。母親は8~9年かけて子を育てます。14~15歳で成熟したオスはフランジと呼ばれる頬の張り出しやのど袋に二次性徴が現れることもあります。

※「ワシントン条約附属書1、IUCNレッドリスト:CR(絶滅危惧1A類)」の数字の正しい表記はローマ数字です。

記事ID:000-001-20260326-049946